ヒデキマツバラの猫道Blog

弾いて歌って踊るサウンドクリエイターが綴るドラネコ風エッセイ

エッセイ

新天地創造 〜80分で世界一周〜

グラフィックデザインが好きだ。過去のブログでいくつかご案内してきた通り、告知フライヤーとかちょいちょい作ったりしている。今日はグラフィックを切り口に話を進めていくとしよう。 マクロとミクロ 毎度、不思議だなぁと思ってしまう。ほんのハガキサイ…

お客様は神様なのか?

映画館から出たら、街の景色が違って見える。旅先から帰宅したら、家の中や外の光まで違って見える。そしてコンサート本番を終えたら、日常の何もかも違って見える。 春爛漫 この春一番の陽気に恵まれたその日、僕はコンサート会場内を駆けずり回っていた。…

多忙という名の宝石 ─忙しい時ほど、あなたのそばに自由と安らぎがある─

いよいよ2017年最初のコンサート目前。 いつもなら「もういっぱいいっぱい。ブログ書く余裕なんてあるわけないよ」と一蹴するところである。しかしそんな言い訳も、エゴから発した大いなる嘘にすぎない。 本当のことを言えば、忙しいからこそ、ヒマな時には…

ネーミングの才

4月にサロンコンサートを控えている。 ちょうど1年前にカワイ楽器店さんから打診を頂いて、このたび実現することになったのである。 新しいコンサートホール そのホールの下見に行ったのは昨夏のこと。 ビルの老朽化に伴い、なじみ深い八丁堀えびす通りか…

花咲か婆さんの恩返し ─ただそのままでいい、かけがえないあなたの価値─

人生とは時に不思議な巡り合わせと、類まれな気づきをもたらす。それも、ごく身近な日常の只中で。 ドライアイス製造マシーン スーパーマーケットへ買い出しに出た朝。レジで会計を済ませた家族と落ち合い、僕はドライアイス係を任された。 ドライアイス製造…

羽化前夜

一足早く、お彼岸のお墓参りを済ませてきた。 通勤時間をやや過ぎた頃、 掃除道具一式を積み込み、いざ出発。 陽射しの下、絶好のドライブ日和。 車内もポカポカ春陽気。 信号に次ぐ信号が、今日はなぜか皆ご機嫌。 「どうぞお通り下さい」とばかりに青一色…

同性があなたを支持するとき

ひと月以上ブログを更新していなかったにもかかわらず、 今月は訪問者数が過去最多に達しようとしている。 「猫道ブログ」と銘打っているせいか、 ネコの日である2月22日は、とりわけ大入りであった。 ご存知の通り、当ブログはネコがテーマではない。 我…

最後のご挨拶ざんす

こんばんは! 今年も残すところ、あとわずかですね。 大掃除はもう済みましたか? 大晦日は年越しそばであたたまって、新年を迎えたいものですね。 では、今日の話題・・・ と、まるでラジオDJのような調子でスタートして、 読者に親近感をふりまくのが、人…

星に願いを

「舞台が終わるまでは、体調を崩しませんように」 その言葉は天に届いた。 「舞台が終われば、あとはどうなっても構わないので」 その言葉も天に届いた。 健康であることが、いかに恵まれているか。 舞台明けて、痛切に思い知る毎日である。 風邪をひき、喉…

作家時間

文学的な気分になると書く 親密な気持ちになると書く ユーモアが湧き上がると書く お気に入りのカーディガンに腕を通すように書く 名前も素性も知らない異邦人とおしゃべりを楽しむように書く ここから何が生まれ、どこへたどり着くか見届けたくて書く 鼻歌…

不器用なあなたじゃないとできないこと

不器用であることは、煮込み料理に落としたローリエの葉に似ている。 ほんの一枚だけで、その日のディナーが忘れ得ぬ味になる。 不器用であることは、手擦れのした文庫本に似ている。 ほんの一文が、人生最後の日までも照らす光になる。 不器用であることは…

パワーはどこに宿るのか

パワーは名前に宿る。 それは人の名前に限らない。 物体、土地、催し、病気、役割、概念etc ありとあらゆる名前に力が宿る。 それが人間にとって正のパワーであれ負のパワーであれ 名づけた途端、生命力が宿り、すべてが機能し始める。 まるでスイッチをオン…

有名人と同姓同名同業種であるデメリット及び解消法

「松原秀樹」という名は、思いのほか多い。 一般人から有名人、実業家に文化人、そして罪人まで。 全国の「松原秀樹」を集めてサミットを開いたら、 さぞ興味深い顔ぶれが並ぶことだろう。 もちろん音楽家にも「松原秀樹」は存在する。 少なくとも、お二方ほ…

メロメロンの悲劇

メロンの生ハム添え。 これほど嘆かわしい組み合わせがあろうか。 僕はメロンが大好きだ。 生ハムも大好きである。 どちらも大好きなのに、 ひとたび両者が縁組を結んだが最後、 その魅力的な味わいも風味も台無しだ。 そこで僕は、皿の上で両者の仲を引き裂…

羞恥心という名のお届けもの

新顔の郵便配達員がきた。 まだ学生だろうか。 若いっていいな。 固まった肩、浮いた腰、たどたどしい口調。 物腰、ふるまい、話し方、すべてが一生懸命で初々しい。 つい昨日までの自分を見ているようでもあるし、 ハイハイしたての赤ん坊を見守る保護者気…

火星の王子さま

ようこそ「ヒデキマツバラの猫道Blog」へ。 「ねこみち」と書いて「キャットウォーク」とお読みいただきたい。 ご覧の通り、音楽を生業としている。 夜、我が家のネコたちが眠りにつくと、僕は音作りに没頭する。 そして朝日が顔を出す頃、彼らと入れ違いに…