ヒデキマツバラの猫道Blog

音楽/創作活動のかたわら発見した気づき、笑い、癒し、そして魔法をつづったドラネコ風エッセイ

白龍あらわる

f:id:hidekimatsubara:20161212004658j:plain

 

今年最後に、もうひと仕事とりかかっている。

ご依頼主は、来年フラワーフェスティバルに出演される演奏家の方。

新作のサウンドプロデュースと作詞のご依頼である。

 

まず編曲からとりかかろう。

風邪が治りかけたその晩、

意気込んでパソコンに向かっていた。

 

いい調子で波に乗ること数時間、

目の前に突然、どこからともなく、

拳サイズの白銀の光が、流星のように飛び出してきた。

 

驚いたのなんの!

尾の引き具合が尋常じゃなくて、

冒頭画像のごとく、くっきりと幾筋もの尾を引いてた。

 

これまで目にしたスピリットがキラキラ星だとすると、

今度のは隕石落下クラスである。

 

気を取り直して、作業を続けたその時、

今度は一回りサイズの大きい光が現れ、僕の胸めがけて飛び込んできた。

光の引いた尾は30センチにも及び、

思わずデスクチェアから飛びのいたほどである。

 

恐怖感はなかったが、心臓が早鐘のように打った。

衝撃波にあてられて、心身ともに麻痺している状態とでもいおうか。

ショックと放心状態で、それ以上作業に集中できない。

僕は席を立ち、バスタブに身を投じた。

 

あれもスピリットなのだろう。

すごかったな、あの強烈な光と勢い。

まるで白銀に光る2頭の龍だ。

 

気を鎮めたら、深夜の制作再開。

すると、全ての作業が、川の流れのごとく進んだ。

滑らかに、清らかに、上流から下流めがけて。

 

翌日もその流れは衰えず、創造の川幅は増していった。

支流から注ぎ込む水ように、毛色の違う真新しいフレーズがひらめいては、

あらかじめ計画の一部でもあったかのように楽曲の本流へ合流し、

その流れをさらに深く豊かなものにしていった。

 

アコースティックでシンフォニックで打ち込み系、

癒しと情熱、ささやかで雄大、爽やかでドラマティック、

そんな相反する要素が、波頭を立てることなくサウンドに織り込まれていく。

 

どこまで流れていくのだろう。

その先には、どんな海が待ってるのだろう。

 

時がたつほど、自分がますますパワフルになっていった。

 

今週、クライアント様に途中経過をご試聴いただくことになっている。

不思議なことが大好きな方だから、

白龍の導きによって、ご自身の作品がどんな風に生まれ変わったか

興味深く耳を傾けてくださることだろう。

 

 

ブログランキングに参加しています
当ブログがお気に召した方は、下の【ミュージシャン】ボタンを押して投票して下さい。
ご協力ありがとうございます。 

にほんブログ村 音楽ブログ ミュージシャンへ
にほんブログ村