ひと雨来て、涼しい夜風がうれしい今宵。
まずはささやかに3年目の夏を祝おう。
ささやかな祝意
気づいてみれば、猫道ブログ2周年記念日を半月ばかり通り越していた。
読者の皆様には、いつも変わらぬ御愛顧に感謝を述べる次第である。
さて昨年末アメブロをスタートさせてからというもの、当ブログは月2本という牛歩の如きペースに落ち着いている。
このままでは猫道ブログではなく、ベコ道ブログと呼ばれる日もそう遠くないのではあるまいか!?
でも、それだけ1本1本じっくり大切に書いていけるのがうれしい。
うれしいといえば、 読者の方からこんな反響をいただいた。
「1回読んだ記事でも、また読み返したくなってここに戻ってくるんです」
そんなリピーターの方々のおかげで、投稿ペースに反して、連日堅調なアクセス数をいただいている。
ちなみに、自分から過去の投稿に目を通すことはしない。
推敲魔であるがゆえ、読み返す端から書き直しかねないからだ(笑)
最近「ぎゃふん」と思ったこと
かけもちで書いてるふたつのブログ。
そのアクセス数に異変が起きたのはここ2〜3ヶ月のこと。
それまでは断トツにアメブロ大勝利だった。
しかし初夏頃から猫道ブログが謎の大逆転劇を続けている。
週2〜3回ペースで精力的に更新してきたアメブロ。
かたや直近の投稿から1週間も2週間もブランクのあいている猫道ブログ。
にもかかわらず、アメブロ投稿直後のピーク時で比べても、猫道ブログのアクセス数が上回っているのである!
なんで???
頑張って書き続けてるブログより、放置に等しいブログが好成績って(笑)
ホント、ぎゃふん。
ビストロ兼ファストフード
推敲魔ともなると、ブログ1本書くにも数日がかり。
料理店に例えるなら、ちょっとした創作系ビストロといったところか。
材料を吟味し、香料を効かせて、じっくりコトコト煮込んで煮込んで煮詰める。
そうやって納得できた料理に仕上がった時だけ開店する猫道ブログ。
これぞ自分の性に合ってる。
一方のアメブロはなんというか、ファストフード店の立ち並ぶフードコートというイメージ。
カラッと揚げて、サクッとつまんで、ゴクンとやって、んじゃ、みたいな。
そんなアメブロでも熱中して書くうち、猫道級にどっしり腹ごたえある内容へ発展してしまうことがままある。
そうして書き切ったという充実感に満ちている時ほど、アメブロ読者からの反応は鈍い。
まるでファストフード店で仔牛のプロヴァンス風煮込みを振る舞ったようなもの。
そんな時は仕方なく肩をすくめ、猫道ビストロ亭向けの記事に向かうまで。
ところで最近のアメブロ集客鈍化現象は、記事内容だけに理由があるとも限らないことがわかってきた。
どうやらアメブロのシステム改悪の影響で、スマホやパソコンからアメブロ自体にアクセスできない人が増加しているという。
これじゃフードコート入口の幅と高さを狭くしたも同然。
ひょっとしてアメブロ終焉の始まりなんだろうか?
八方美人 < 媚びないドラネコ
音楽家の自分がこれだけは譲れないことがある。
過ぎ去っていくものではなく、残るものをクリエイトしたい。
消費されるものではなく、糧になるものをクリエイトしたい。
それが自分なりの人生美学でもあり、軸である。
執筆する時も、人づきあいを選ぶ時も。
興ざめなのは、その場しのぎの依存症的なつきあい、そして愚かしい駆け引き。
そこには魅力も魔法もない。
八方美人になったところで、人生芸術から得られるものは何もない。
魅力と魔法の在り処は、ワクワクのかけらにある。
それを1ピース1ピース組み合わせていけば、目を見張るモザイク芸術が誕生する。
それはファスト系消費主義と違って、完成までに時間と根気のいること。
だからこそクリエイトできるものもあれば、巡り会える人もいる。
このドラネコブログをきっかけに、あなたとご縁をいただいたように。
シルグナナサムパンサムウルシー教授からの祝意
気分を変えて、今度は盛大にお祝いだ。
前回のブログが猫道ブログ史上最多の七つ星を戴いてしまったのである!!!
hidekimatsubara.hatenablog.com
クラークファンを自認する者として、何かの折に書きたい題材だった。
でも思い入れあるものを書こうとする時の常で、いざ書き始めると力が入り、枝葉のごとき説明文ばかり増えていく。
どの文章がどこを経由してどこへ着陸しようとしているのやら。
さながら巨大空港の管制センターに座り、秒刻みで離着陸を繰り返す航空機をさばききれず途方にくれる管制官の心地。
文章を1週間こねりまくった挙句、容赦なく枝葉を伐採。
連結をぶった斬って再編・改訂・再編・改訂の果てに管制、もとい、完成。
「シルグ(中略)教授からの招待状」
完全オリジナルのワクワクとユーモアを詰め込んだモザイク的ブログがまたひとつ。
万人受けしないことは請け合うよ、と自嘲気味に押した投稿ボタン。
それが翌日には七つ星でキラキラ輝いていた。
感涙。
身に余る光栄だった。
鼻先から尻尾まで
世の中は広い。
感受性も千差万別。
だから地球のどこかで、自分の書いたものに同調してくれる人だっている。
そんな予感を確信へと変えてくださった読者諸氏よ。
私めドラネコの鼻先から尻尾の端まで全身全霊、謹んで感謝の意を表したい。
猫道ブログ3年目もどうぞご贔屓に。
ニャオ♪
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