この秋、離島をめぐる行楽クルーズに出かけました。
その道中もろもろのフォトアルバムを、2回に分けてご紹介していきます。
行き先は忽那諸島(くつな しょとう)
愛媛県の松山沖に位置する島々です。
同行するツアーメンバーは、我が音楽スタジオのレッスン生たち。
貸切高速船に乗り、四国を目指していざ出発!
広島プリンスホテル
広島港を出て、そのまま元宇品(もとうじな)という小島をぐるりと半周。
見えてきたのは広島プリンスホテル。
おととし、G7外相会合が開かれたのも記憶に新しいところ。
瀬戸内の多島美が一望できるホテルです。
来年ここでコンサートを開催するんです。
この夏からホテルに足を運んでは打ち合わせや準備を進めてます。
いずれブログでも告知いたしますね。
呉港(戦艦大和建造ドック跡、海上自衛隊呉基地)
さて、広島湾を南下していきますと、たどり着くのが呉港。
かつて日本を代表する軍港として栄えた港です。
あの戦艦大和もここで生まれ、二度と戻らぬ航海へ旅立って行きました。
呉港のすぐそばにある博物館「大和ミュージアム」は見ごたえあります。
さて、このクルーズの目玉のひとつが見えてきました。
ドックでは、ものすごく巨大なタンカー2隻が造船中でした。
圧巻!
巨大すぎてカメラに収まりません。
護衛艦「あぶくま」が停泊してます。
こちらもカメラで捉えきれないくらい近い!
掃海母艦「ぶんご」です。
上空のUFOは窓ガラスに映った船内照明なのであしからず(笑)
こちらは潜水艦。
このあと目と鼻の先まで接近、大迫力でした。
いつもは接近することが禁じられているエリアですが、今回は許可が下りたのだとか。
僕も長いこと広島人やってきましたが、こんな間近で見る幸運に恵まれたのは初めてでした。
音戸の瀬戸(おんどの せと)
呉港の対岸には、この春お花見で訪れた江田島があります。
hidekimatsubara.hatenablog.com
その江田島と呉に挟まれた海峡を縫うように南下していくと、やがて音戸の瀬戸にさしかかります。
音戸の瀬戸は広島湾を出入りする最短航路。
ひっきりなしに船が行き交う、海の要所です。
潮の流れが早く、昔から船乗りたちに難所として知られてきました。
ここでは1kmの区間にわたって海峡の幅が極端に狭まります。
最も狭いところで幅70m!
およそ850年前、ここを切り開くべく大規模工事を命じたお方こそ、あの平清盛でした。
なんとしてでも引き潮の間に工事を済ませたかった清盛公。
でも夕陽はまさに西の空へ沈もうとしています。
そこで清盛は金の扇を取り出し、太陽を持ち上げるようにあおぎ始めました。
すると太陽は昇り始めたのです!
そんな伝説が伝えられている名所です。
安芸灘(あき なだ)
音戸の瀬戸を抜けて安芸灘に出ると、海の印象は一変します。
のどかで明るい島々が途切れ、そこに広がる一面の海原。
穏やかな広島湾内と違い、波は荒くなり、潮の流れが激しくなります。
海の色合いも厳しいほどまでに深まり、不穏な色をたたえます。
子供の頃から幾度となく旅行で利用してきた広島〜松山航路。
この海域に差し掛かるたび、なぜだか重たく物寂しい気分に襲われました。
まるで暖炉の火が赤々と灯る家から、ポンと荒野に放り出された気分。
目に入るものといえば、前方の遥かかなたに見える無愛想な島影だけ。
親しみ深い微笑みを向けてくれる広島湾内の島々と違って、取りつくシマもないほど人づきあい悪そうに見えます。
松山行き航路ではいつも素通りするだけだった島々。
ところが今、船首はまっすぐそちらに向いてるじゃありませんか!
では、あれがこのたび上陸する忽那諸島!?
船底を揺する荒い潮流にもまれながら、ゾッとしました。
実は事前に下調べをしていて、あの海域にまつわる怪談話を見つけたのです。
詳しくは以下に掲載されてました。
納得。。。
日中でも何気に不気味なのに、真夜中、それも人力で漕ぎながらあの海域を渡るなんてまっぴらです。。。
そこで僕たちを待ち受けているものは何なのだろう?
そこでどんな出会いと発見が待っているのだろう?
(続く)
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