もうあと少しで2018年も終わりを迎えますね。
今日から冬休みに入られた方も多いかと思います。
1年間、どうもお疲れ様でした!
僕の方も今年最後の舞台となったクリスマスコンサートを終えました。
ご来場いただいた方々、そして遠方より応援メッセージを贈ってくださった方々、どうもありがとうございました!
おかげさまでチケットは11月で完売してしまい、本番当日も大盛況のうちに幕を閉じました!
今日ご紹介するのは、公演のために書き下ろした新曲のひとつ。
プログラム第1部のトリを飾った「Merry Merry」です。
ピアノをメインにした今公演、特に第1部ではじっくり聴かせる曲がメインでした。
そこで最後はノレる曲で締めたいな、と思って「Merry Merry」を作り始めました。
ジャズ調で、ほろ酔い加減が心地よい、フランス映画風のメロウな横ノリ6拍子♪
テーマは「Arrival(到来)」
欧米人にとってクリスマスは、離ればなれに暮らしている家族や親戚が大集結して過ごす特別なひととき。
そんな人々の到来を心待ちにする喜びを表現しました。
楽器編成はピアノ、ウッドベース、ストリングス、ドラムのみ。
打ち込み系としては極端にシンプルなサウンドなのだけど、スキ(隙)があるからこそ遊びも生まれるんです。
生ピアノで変奏したりアドリブを加えたり、途中からウッドベースがボンボンボンボンって踊りだしたりね♪
曲作りも遊び心を最優先した結果、Bメロが転調だらけになりました。
2小節ごとに6つの調を次々にまたいでいくのです!
これがですね、作ってる時はそうやって好き放題できるんですよ。
ところが、それを弾くとなると話は別!
臨時記号が混在しまくるBメロに差し掛かるたび、まるで連続技に挑もうとしてる体操選手のような気分(汗)
ひとつでもミスタッチしたら、なし崩しにミスの連鎖は避けられないわけで(大汗)
それも前日に完成したばかりの楽曲とくれば、ぶっつけ本番にも等しく(滝汗)
こんな時は腹を据えることが大事!
それは試験でもプレゼンでも同じこと。
怖れても萎縮しても始まりません。
腹を据えて、いさぎよく楽曲を会場を聴衆を飲み込む!
コンドルのように上空から果敢に攻め込んでいけば攻略できる!
そうして、横揺れに聴いてくださってる客席を尻目に、コンドル気分でスリリングに演奏を楽しみきった僕なのでした♪
MCのことも書いておきましょうか。
思いがけずお客さんに大受けだったんです。
サンタクロースにまつわる幼少のエピソードをご紹介してたんですよ。
そして高学年になるまでサンタの存在を信じていたことに話が及ぶ寸前、ハッと気づいたわけです。
客席には、今まさにサンタの存在を信じている純粋な子供たちがいるではないかぁぁぁ!
いかん!この子たちの夢を壊しては!
そこで子供達に悟られぬよう用心深く言葉を置き換えながら、だましだまし話していったわけです。
そんな僕の意図を察知した大人の観客たちが笑うこと笑うこと。
自分でもうまいこと言葉が口をついて出てきて、笑えて仕方ありませんでしたが(笑)
こうして大人たちの笑い、子供たちの瞳の輝き、そしてショートコメディーもどきなMC力を発揮した自分への満足感とで、文字通りMerry Merryに(陽気に朗らかに)第1部の幕は閉じたのでした♪
(つづく)
今年最後のライブ動画をアップしました。
シンセ系音源を一切使わず、ピアノ一本で発表した初オリジナル曲です。
Hibernation 〜愛の眠り〜 ヒデキマツバラ by Hideki Matsubara
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