いよいよ平成が幕を閉じますね。
時代の大きな節目にあたり、これまでの30年間をテーマとしてエッセイを書くには絶好の機会。
でも時代の節目にありながら、徒然なるままに日常風景を描くというのもまた一興かな、と思ってみたり。
10年20年経って読み返すなら、そっちの方が面白そう。
そこで今日は3月ならではの話題を綴っていきます。
母の入院によって日々の介護生活が一段落つきました。
これでコンサート準備に専念できるぞ。
と思っていたところ、そうは問屋がおろさなかったのです。
僕を待ち受けていたのは3月15日。
そう、確定申告の締切日です。
例年2月中には申告を済ませています。
ところが、今年は入院闘病中の母の分まで代理で作成、申告しなければなりません。
(*入院証明書を税務署に提出すれば、申告期限を過ぎても問題ありません。うちの母の場合、退院できても書き物さえできない状態が当分続きそうで、自力での申告が無理なのです〕
1月から確定申告のことは念頭にあったものの、介護と仕事と舞台、最優先事項だらけ。
いざ確定申告に手をつける時間ができた頃には、締切まで1週間を切っていました。
幸いだったのは、年末に倒れるまで母がキチンと帳簿をつけていたこと。
それでも母には事業収入以外に年金収入などがあるため、自分の書類作成とは勝手が違って手間取りました。
その上、いよいよ提出という段になって、肝心の添付書類が見つかりません。
探しまくりました。
入院中の母に尋ね、母のキャビネットというキャビネットをひっくり返して。
それでも見つかりません。
後に残ったのは、書類で散乱しまくったレッスン室。。。
これをレッスンが始まるまでに片付けなきゃいけないのね。。。
またひとつやらなきゃいけないことが増えただけ。。。
やることなすこと空回り。
そうなると、前もって計画立ててから行動するヒデキマツバラは何処へやら。
問題解決のために鳴りも風もなく、スマホ片手にガムシャラに行動あるのみ。
書類再発行のために、保険会社から年金事務所から電話しまくり、車を飛ばしまくり。
が、こんな時に限って、週末の街は渋滞、駐車場や窓口は長蛇の列。。。
提出期限時刻は目前に迫ってきます。
最後には車を捨ててダッシュ!
寒空の夕暮れ、汗かきながらひた走り。
あぁ、こんなこと、映画の主人公だったら他人の命を救うためにやるんだろうな。
税務申告のために車を乗り捨てて駆けるなんて、間が抜けてる。
こうしてヒデキマツバラらしからぬハチャメチャな顛末の果てに、ギリギリで税務署に提出できました。
10年後に読んだら、きっと笑って済ませられるエピソードなのでしょうね。
当の自分としては、平成が終わりに近づけば近づくほど、日常のドタバタ度まで加速していってるような気がしてなりません。
事の次第を妹にメールしたところ
「お兄ちゃんなら間に合うよ。責任感強いから。どんな状況でも間に合わなかったことないもん」
愛ある言葉が返ってきました。
なんだか照れちゃいました。
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