ヒデキマツバラの猫道Blog

ドラネコ視点の少し風変わりな猫道(キャットウォーク)ブログ

新型コロナ問題から自由になれるライフスタイル - An Ordinary Art -

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生きていくのに大事なこと。

それは毎日を心豊かに生きること。

 

そんな風に思ってる僕が、どんなに時間がなくても大切にしている日課が3つある。

・読書

・手料理

・ピアノ

 

 今日はこれらをテーマに話を進めてみよう。

 

 

読書

夜、欠かせないこと。

それはベッドに入ってからの読書タイム。

 

一気に読むっていうやり方は、なんだか性に合わない。

じっくり味わって読むのが好き。

そんなこともあって、何冊か同時並行に読んでいる。

 

今ベッドサイドにあるのは

「火星の砂」(アーサー・C・クラーク/著)

「Q思考」(ウォーレン・バーガー/著)

「ヨーロッパの装飾と文様」(海野弘/著)

「心のきれはし 〜教育されちまった悲しみに魂が泣いている〜」(矢玉四郎/著)

秋本治の仕事術」(秋本治/著)

 

SF小説から自己啓発もの、美術デザイン、童話作家や漫画家の著述まで。

我ながら見事なほど、ごった煮である^^

 

本を味わうと、それが体の細胞のどこだかに収納される。

それはある日、思いがけない形で芽を出す。

 

作曲ノートの中に。

エッセイブログの中に。

 

手料理

料理とは、音楽で言えば編曲のこと。

ずっと興味があり、時間があればやりたいと思っていた。

 

母親の介護生活がきっかけで、主夫生活をスタートして1年半。

時間はなくても、料理をすることは大事な日課となった。

 

朝食/ブランチは、サンドイッチやトルティーヤなど、パンに挟む系が多い。

チェダーチーズをベースに、冷蔵庫にある肉や魚、ハム、ソーセージ、それに野菜をミックス。

意外とお刺身のツマなんか重宝したり。

この冬はホットサンドに凝りまくった。

 

ランチはパスタなどの一品もの。

今日作ったのは、すき焼き丼。

先日はタイ風ココナッツカレーに挑戦、余った分は翌朝のホットサンドにはせて2度美味しかった。

 

ディナーは30分以内に作れるもの。

今夜のおかずは

・豚肉とほうれん草の香味ダレ

・大根もち

・梅ちりめん冷奴のポン酢かけ

 

レシピ本を見ながら、片っ端から新しいメニューに挑むのが楽しい。

お店で面白い具材や調味料を見つけると心ときめく。

冷蔵庫のちょっとした食材を活用して、創作的に作れるのも醍醐味。

 

ヒデくん流手料理のポイントは

・下味をつける(しょうがとガーリックが大活躍)

・タレやソースも手作り

・時間をかけず、且つ美味しく作る

 

自分の手のひらから生まれたものには生命が宿る。

それは体の細胞のみならず、心の栄養素となる。

 

ピアノ

一昨年以来、まともにピアノへ向かう時間が取れなかった。

弾けてもせいぜいレッスンの教材研究だったり、コンサートの稽古程度。

 

先月から日中に1時間なら捻出できるようになった。

その1時間をやりくりしながら、1週間に1曲ずつレパートリーを増やしていってる。

 

選曲はいずれも美の極み!というほどに耽美、且つ詩情あふれるロマンティックな作品ばかり。

メンデルスゾーンマーラーサン=サーンスヴェルディー、マスネー。

激動だったこの1年半の反動なのだろう。

 

繊細な指先のタッチが、鍵盤を通じてえも言われぬ響きを紡ぎ出す。

一音一音が連なり、ダイナミックな交響楽へと発展していく。

それはまさに指先から生まれた人生の縮図である。

 

永遠の中には存在しないもの

3つの日課、そこにかける時間は、合わせて3時間あまり。

1日の8分の1にあたるその時間こそ、毎日を心豊かにする魔法の時間。

 

読書、手料理、ピアノ。

いずれも感覚の中で味わうもの。

 

そして味わった後、形として残すことはできない。

言うなれば、刹那のアートだ。

 

でもそれだけで終わらない。

刹那こそ永遠へと繋がる。

 

永遠を知ると、怖れを超越する。

そこは芸術の領域だから。

 

事実、3つの日課に向かう時、新型コロナ問題なんて忘却の彼方だ。

つまり世界を騒がすコロナ問題は、永遠の中には到底存在し得ないのである。

 

あなたがコロナ騒動から自由になれるライフスタイル。

それは平凡な日常の心豊かさが鍵を握っている。

 

 

代表作「アクアドット」の序章になった「The Sound of Rain」
近々詳しく書いていきますね。


THE SOUND OF RAIN ヒデキマツバラ by Hideki Matsubara