30年以上前のおふだを納め、新しいおふだをいただくため、大頭神社を目指した僕。
前回記事の続きです。
偉大なご先祖様
我が家の家宝にしているものがあります。
マツバラ家の家系図です。
亡くなった僕の父の部屋を整理していた母が発見して、大切に保管していました。
「あなたのルーツがここにあるから、これはあなたが大事にとっておきなさい」
そう言って、母がまだ元気なうちに僕に遺してくれたのです。
その家系図は、日本の歴史そのものと言えるかもしれません。
というのも、マツバラ家のご先祖様をさかのぼっていくと、推古天皇の時代まで行き着いてしまうからです。
歴史あるマツバラ家の始まりは、今から1418年前の飛鳥時代。
西暦603年、厳島神社の摂社として宮島の対岸に神社を建立したのがマツバラ家の始まりでした。
その神社こそが大頭神社です。
家系図には、姓の由来が記されています。
神社を建てた場所が松原(マツの茂った林)だったので、姓をマツバラとしたのだとか。
初代は松原右京大夫(まつばら・うきょうのだゆう)
以降マツバラ家は、平清盛、毛利元就、浅野藩主の時代を通じて、宮島を守り続けてきたのです。
ちなみに僕の母方は、浅野のお殿様の教育係でした。
もしかしたらその時代、すでに両家は何らかの接点があったのかもしれませんね。
追憶の大頭神社
さて、マツバラのご先祖様が建立したのが、こちらの大頭神社。
僕の幼少期のアルバムには、大頭神社がよく登場します。
生後100日目のお宮参り、お正月の参拝、そして七五三。
残念ながら、大頭神社の記憶は全然残っていません。
だから今回の小旅行、気分的には「初めまして」
鳥居をくぐると、初めて目にする過去が広がっていました。
記憶にないとはいえ、朱をまとった太鼓橋の欄干が見えてくると胸いっぱいに。
色あせたセピアの写真が、鮮やかなカラーをまとって目の前に現れたよう。
まるで夢の中を歩く心地で、僕は拝殿へと向かいました。
妹背の滝
お詣りを済ませたら、裏手にある妹背の滝(いもせのたき)へ。
地元民しか知らない穴場でしたが、ネット時代になって県外から訪れる人も増えてるようで。
滝は2つあります。
まず、細くしとやかに流れる雌滝。
小川のせせらぎをたどっていくと、緑の木立の間から鮮やかな太鼓橋が現れました。
光と陰のコントラストが美しい幾千代橋(いくちよばし)
ここを渡って、今度は小川のせせらぎを左に聞きながら進みます。
その先に待っていたのは、豪快にしぶきを散らして落ちる雄滝。
光線が神がかってませんか!?
初めまして、僕マツバラです
最後は社務所に寄って、おふだを買い求めました。
出てきた宮司は、もちろんマツバラさん。
「あの、実は私もマツバラと申します。初めまして」
そう切り出して、ご挨拶^^
少しお話しさせていただいて、初対面のマツバラ同士で交流してきました。
どこもかしこも、刻まれてる名はマツバラだらけ^^
神道の血筋 医学の血筋
マツバラ家は、ざっくり神社系か医者系に分かれます。
うちは代々医者の家系で、おじいちゃんもおじさんたちもみんなお医者さん。
そんな中で唯一、僕の父だけが例外で、音楽系なのでした^^
だからこそ音楽つながりで母と巡り会い、僕が誕生できたわけで。
そんな音楽系の僕ですが、考えてみればマツバラの血筋を色濃く体現してることを発見しました。
医者の血筋だからこそ、ヒーリングセラピストとして人の心の痛みを癒していて。
神社の血筋だからこそ、スピリチュアルな知識や技術にすんなり馴染んで実践しており。
1418年分の威光
「今日、大頭神社に行くことにした」
出がけに、 前回記事に書いた神社巡りが趣味の友人に報告したところ、えらく感激してくれました。
彼女は感激ついでに、大頭神社近くにある美味しいお蕎麦屋さんまで教えてくれたのです。
小旅行の最後はグルメで締めくくろう。
外食でおそばなんて20年ぶりだなぁ。
なんて思いながら、神社帰りにくぐったのれん。
するとコロナは何処へやらというほど満員御礼ぶり。
「少しお待ちいただけますか?」
と対応してくれたホール係のおばさんは、僕を見るなり、カミナリに打たれたように驚嘆のまなこを向けました。
やがて、そのおばさんに案内されたのが、奥のお座敷。
お一人様なのにお座敷に通されるとは、これいかに(笑)
なんだか面白くて、彼女にLINEを入れたら
「もしかして芸能人だと思われたんじゃないの?」と^^
単にお座敷があいたから通されたんだろうけど。
もしかすると、1418年という歴史の重みを持つマツバラ家のご威光が、僕を照らしてくれたのかな?
さて、カモ好きとしましては、メニューの「鴨せいろ」が気になりました。
頼んだところ、これこの通り!
おつゆには鴨肉とネギの他、つくねまで入っていて絶品!
食後には「そば茶アイス」なるものを注文。
トッピングが、そばの実なんですねぇ!
絶対また来ようと誓ってしまうお蕎麦屋さんでした^^
「みやじま達磨」というお店です。
赤い糸
今日、この記事掲載用に昔のアルバムを漁っていたところ、母の学生時代の写真が出てきました。
そこには妹背の滝を訪れ、大頭神社の拝殿をバックに写った19歳の母の姿が!
父と巡り会うはるか以前から、マツバラ家とのご縁があったんですねぇ。
ちなみ明治時代、マツバラのご先祖様は医学の勉強でアメリカへと渡りました。
一方、母方の曽祖父母は、大正時代にアメリカで暮らしていました。
まさしく両家とも、僕の父母の代で縁を持つべくして持ったんですねぇ。
30年以上前のおふだがきっかけで、自分のルーツを再発見し尽くした早春でした🌸
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