ヒデキマツバラの猫道Blog

ドラネコ視点の少し風変わりな猫道(キャットウォーク)ブログ

アンティークドールを主人公にした歌 〜色褪せない作品を創る秘訣〜 - Romanticism Doll -

 

前回記事で、教え子ラベニアくんの初オリジナル曲『ドール』を取り上げたところ、たくさんの方に聴いていただきました。

ご視聴どうもありがとうございます!

ラベニアくんも感激してました^^

 

今日は『ドール』の中身について、少しご紹介していきたいなと思ってます。

 

コチラが前回記事です。

 

ラベニアくんのYouTubeデビュー作『ドール』 どうぞ聴いてやってください^^

 

DOLL

作詞・作曲・編曲/ラベニア

 

何してるの? どこにいるの?

置き去りにされて 一人暗く冷たい匣(はこ)の中で

ふと蘇る 懐かしい記憶

微笑むガーベラ 小鳥の声  

 

連れ出して 解き放って

時計の音しかないマトリョーシカ

救い出して 私このまま

孤独に錆びて 朽ちる運命(さだめ)  

 

ずっと檻の中に ただ閉じ込められてる日々

見放されて忘れ去られ 永遠(とわ)に寄り添う虚無  

どうして独りこんなとこいるの?

惨めな脱け殻 成れの果て  

 

すぐ抜け出して駆け出して 帰って行きたい

理不尽に縛られたドールにさよなら  

足枷を振り解き 棺ぬけた先

白い雪と黒い夜と 消えかけの光  

 

照らし出して 映し出して

楽園へ続く 小さな足跡  

灯してて 目蓋に浮かぶ

あの娘の笑顔と 翳りのない声  

 

彷徨って 辿り着いた

心も体も蝕み 手招くエデン  

硝子の目に映し出される

枯れた花と 無人の廃屋 

 

本記事タイトル通り、この歌の主人公はアンティークドール

ロマンティシズムあふれた独創的な作品です。

 

どこかデカダン(退廃的)な雰囲気も漂う『ドール』

この歌の背景にある物語を、かいつまんでご紹介しましょう。

 

少女時代を過ぎた女の子が、遊び相手だった人形を手放しました。

アンティークとして文化的価値のあったその人形は、博物館に引き取られて展示されることに。

 

人形にとって、それは監獄か棺に入れられたも同然でした。

あの女の子のそばにずっといたかったのに。

そうして長年、恋しさを募らせた人形に、不思議な力が宿ります。

 

ある真夜中、ついに自ら動き出した人形は、博物館から抜け出しました。

人知れず、ほの暗い街灯が照らす薄暗い路地で、故郷の家を目指して彷徨う人形の影。

 

あぁ、やっと我が家に辿り着いた。

そこで人形が目にしたものは、枯れた花に埋もれた廃屋でした。。。

 

ラベニアくん曰く、ホラー的なメルヘンを目指したのだとか^^;

ダークで閉塞的な歌詞なら、僕の得意とするとこなので、指導しやすかったです^^

 

ひとつ大切なことを教えました。

それは、聴く人によって、人形と別のストーリーを想起させる余地を残すこと。

 

つまり、もしこれが人形の歌だと知らずに聞いた人には、全然違うドラマが見えてきていいんです。

恋人に捨てられた女性の歌なのかな?とかね。

 

懐の深い作品というものは、聴く人の年齢や環境次第で、幾通りのドラマにも解釈できるもの。

そういう作品は、年月が経っても色褪せません。

 

僕がラベニアくんにそこまでハイレベルなことを求めるのも、彼の才能に手応えを感じているからなんですけどね^^

 

 

◾️ヒデキマツバラLIVE動画◾️
最愛の母の死から立ち直るきっかけを歌にした『クラウドレス』🌈

 

◾️ヒデキマツバラLIVE動画◾️
ピアノでオカリナ奏者Terako先生とコラボした「花の歌(byランゲ)」💐

 

◾️美美の環スタジオ関連動画◾️

「美美の環」創立者リディア美江先生へ捧げる、愛弟子SAMさんによる追悼演奏です😇