愛猫ミニは18歳。
人間の年齢で言えば、90歳のおばあちゃん。
それでも、どこか「お嬢ちゃん」って呼ばずにいられない愛らしさがあって。
今でも「ミニ嬢ちゃん」って呼びかけているのです。
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怪獣になったミニ嬢ちゃん
以前は病気ひとつしなかったミニも、寄る年波には逆らえず。
昨年の夏に体を崩して以来、毎日点滴が欠かせず、2週間おきの通院生活が続いてます。
昨年の暮れからは、さらに気がかりなことが。
こんな可愛いミニ嬢ちゃんが、怪獣になったのです!
ギャオン、ギャオン、ギャオォォォーーーー〜ン!!!
それはそれはもう、生死を分けるようなものすごい雄叫びで、数分間ほど叫び続けます。
少なくとも1時間に1度は、怪獣に豹変してしまうようになったミニ。
夜となく昼となく、見境がありません。
その都度、僕はミニの元に駆けつけ、抱っこして胸の中であやします。
すると、あら不思議、抱いた途端にピタリと鳴き止むのです。
ミニが怪獣になったのは、ちょうど実兄チロと黒猫マックが相次いで亡くなった直後でした。
急にひとりぼっちになって、ミニは淋しがっているのかもしれません。
何しろ、我が家はほんの2年前まで、僕+母+ネコ5匹=7人の大家族暮らし。
亡き母は、片目が不自由なミニのことをとりわけ可愛がりましたし、ニャンコたちはみんな大の仲良しでしたから。
ミニ、もしかしてあの頃の日々を想いながら、鳴いてるのかな。
そう思うと、ミニが不憫でならず、極力スキンシップをとっては抱きしめました。
検査結果は良好なのに
点滴の甲斐あって、ミニは2ヶ月ごとの血液検査で、腎臓の数値がグングン好転していき、ついには正常値の範囲内へ。
獣医さんからお褒めの言葉もいただきました。
「高齢ネコでこの値は優秀です。よくケアされていますね」
ミニの雄叫びのことを相談してみましたが、獣医さんは首をひねるばかり。
ミニときたら、診察の時に限って、借りて来た猫のようにおとなしくなって、獣医さんに擦り寄るものですから。
この子が家では怪獣と化すなんて、誰が想像できるでしょう。
ひと月もふた月も家の中に怪獣がいると、こちらとしてはたまったものではありません。
あまりの騒々しさに、頭痛がしてくるレベルです。。。
レッスン中だろうが、深夜だろうが、怪獣はお構いなし。
疲れ切ってる時にあの耳をつんざく雄叫びが始まったら、こちらはもう発狂寸前!
検査結果は良好なのに。。。
体力の限り、全身で叫び上げるミニ。
一体、何がミニを怪獣にさせているのでしょう?
ミニ嬢ちゃんの認知障害
ある日、ミニの反応が鈍いことに気づきました。
本来、狩猟本能を持つネコは、気配を察知する能力の鋭い動物。
でも、ミニは僕が近づいてもいっても、よそを向いたまま。
「ミ〜ニちゅわ〜ん♪」
いつものように呼びかけてみても、反応がありません。
僕がミニの体に触れたりミニの視界に入れば、そこでハッとミニは驚いて、僕の存在を認識するというありさま。
ミニ、もしかして、認知機能とか聴覚が衰えてる?
だとしたら、馴染みある生活環境を認識できず、不安に駆られたあまり怪獣と化すのも頷けます。
獣医さんに確認したところ、そういう可能性もあるかもしれません、との見解でした。
一旦衰えた認知機能は元に戻りません。
怪獣になる原因が、認知機能の老化にあるのだとしたら、もう手の施しようがありません。
僕はこのまま、雄叫びをあげ続ける怪獣と共存するほか道がないのでしょうか?
こうしてミニ怪獣に悩まされて数ヶ月後。
突如、ミニが怪獣になってしまった理由が明らかになったのです。
(続く)
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