ヒデキマツバラの猫道Blog

音楽、マインドフルネス、それにユーモアを愛するネコ目線のキャットウォークブログ

供養することの自浄作用 〜祈ることは許すこと〜 - Twenty-Second January -

お供えの数々どうもありがとうございました。母のイメージカラーでレッスン室が春色です💐

 

 

1月22日

今日は、母の命日でした。

目覚めてまず、お灯明をあげました。

 

例年この日は、なぜか自然と目が覚めます。

母の亡くなった午前4時に。

 

前の晩から家中を明るくしておきたくなります。

母が光を求めていることが、第六感で伝わってきて。

 

1年で一番寒い時期だから、母が居心地いいようにしておきます。

夜も電気はつけっぱなしで、キャンドルは絶やしません。

そう、1月22日は1年で一番、家中が明るく暖かくなる日なのです。

 

ピアノを奏でて供養するのも、4年目になりました。

さっき30曲ほど弾いて、天国に届けてきたところです。

 

供養することの自浄作用

毎月22日に、月命日が巡ってきます。

春のお彼岸、夏のお盆、秋のお彼岸もありますから、その月になると月命日と合わせて2回供養することになります。

 

供養していると、自分まで浄化作用が及ぶのを感じます。

ふつふつとしたパワーというか、穏やかな喜びのようなものが寄せてきて。

 

気ぜわしい日常でも、供養を意識すると心持ちが変容してゆき「穏やかな前向きさ」を保っていられます。

まるで凪いだ海に浮かんでいるように。

すると、フッと力みまで取れるんです。

 

面白いもので「ピアノを上手に弾きたい!」と理想形を意識するほど、現状との落差に力んでしくじるものです。

でも母の供養で弾こうとする時は「今の自分にできるベストを尽くそう!」と現状に集中するからなのでしょう。

過剰な自意識や力みが取れて、指先に神が宿ったかのように、キラキラした音が迸(ほとばし)り出るのです。

 

祈りと許し

力みの取れた身体には、歪みのない心と、曇りのない目が備わります

心身とも柔軟になれば、自分本来の自然体に帰れます。

 

すると、今まで許せなかったものまで、自然と許容できるようになってゆくのです。

自分の不完全さでさえ、受け入れられるようになりました。

 

それが母の供養をしていて学んだ実感です。

死者に祈りを捧げることは、自分をありのままに生かし、自分に限界があるのを許すことでもあるのですね。

 

 

◾️ヒデキマツバラLIVE動画◾️
亡き母が作ったミュージカル「音楽名作物語」よりビバルディの四季を歌った「白い道」☃️

 

◾️ヒデキマツバラ制作HDリリック動画 第3弾◾️️️
寒い日にこそ聴きたくなる癒しの隠れ名曲、アニー・レノックス『ステイ・バイ・ミー』❄️

 

◾️ヒデキマツバラLIVE動画◾️
ライブのオープニングを飾る定番曲『ワン・ナイト・オンリー』🕺