たった2週間で梅雨が明けちゃった!
と思ったら、降ったり晴れたり、猫の目のような空模様ですねぇ。
お久しぶりの僕は、とてもゴキゲンです^^
2コ前のブログ記事で述べてた新曲が、ついに完成しました!\(^0^)/バンザーイ
壮大な夢 The Dancer
「オリジナル曲を12〜13曲ほど作っていただきたいんです」
ダンサーのエセニヤさんから制作依頼があったのは、おととしのことでした。
「『愛』をテーマにした1時間あまりのダンスショーを開催するのが夢なんです」
壮大なプランを打ち明けてくれたエセニヤさん。
「完成まで何年かかってもいいですから」
こうして、なんとアルバム1枚分もの楽曲制作が僕に託されました。
これまでに完成した楽曲が3曲あります。
それぞれのコンセプトは
『Motherhood』→ 母性愛
『Dreamscape』→ 初恋
『Crossroads』→ 結婚
いずれも女性ならではの普遍的なテーマでした。
4作目となる今作では、一転して「精神性の目覚め」がテーマ。
ショーの物語が核心部分に入っていくハイライト曲になるようです。
そこでタイトルを『Born to Bloom』と名付けました。
「花開くために生まれてきた」という意味ですね。
以下、BTBと略していきます^^
花咲く銀河 The Drama
本作のサウンドには、ダンサブルで美しい音使いを希望されたエセニヤさん。
「ヒデキ先生の『Space Angel』みたいな感じで、渦巻く銀河が花開くイメージで作ってください」
こちらが『Space Angel』です^^
こうしてトランスミュージックをベースに、ドラマティックな変化に富んだ作品を目指しました。
新たな試みとして、かつてないほどシネマティックな効果音を多用しています。
この曲のユニークなところは、楽曲構造かもしれません。
一般のポップソングは、Aメロ/Bメロ/サビで構成されていて、A → B → C → A → B → C → C の順に展開していきます。
このBTBは、5分の間に A → B → C → D → E → F ... → Q まで、果てしなく変化を続けていくのです^^
例えるなら、車窓から眺める風景でしょうか。
メインフレーズを基軸に、サウンドの表情が刻々と変化していきます。
構成の緩急も豊かで、
キャンドルがひとつずつ灯っていくイントロ
→メランコリックなピアノとギターの二重奏
→ダークトーンの電子音でビルドアップしていく四つ打ちサウンド
→天を仰ぐようなシンセパッドのブレイクダウン
→ジェットコースターで急降下するようなピークタイム
→絹糸で織った大河のように流麗なトランスサウンド
→恍惚としたエンディングへと至ります
物語性を最重要視するエセニヤさんにふさわしい作品になりました。
今夏のダンスイベントで披露予定でしたが、コロナ禍で見送ったとのことです。
来年には公開できるでしょうか。
とにかく、これで全曲の3分の1まで到達できたことになりますね。
さっそく次の5曲目の打ち合わせと作曲に入っているところです!
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僕の愛弟子ラベニアくんの初ボカロ曲『ドール』聴いてやってください😃