音楽レビュー
中山美穂さんの名曲特集3回目では『世界中の誰よりきっと』などトップスター時代の名曲をレビューしていきます。妹の中山忍さんのエピソードも。
ショパンコンクール審査員でもあるピアニスト、ヤブウォンスキ 20日間に及んだショパンコンクールで、日本から桑原志織さんが4位に入賞されましたね。 おめでとうございます! 世界から過去最多600人以上の応募があった今大会では、予備審査を経て1次予選…
ポーランドを代表するピアニスト、クシシュトフ・ヤブウォンスキ 先日は当スタジオ創立60周年記念「ミミノワ芸術祭2025」公演にご来場いただきまして、誠にありがとうございました! おかげさまで大盛会のうちに幕を閉じることができまして、今週はずっとオ…
ショパン国際ピアノコンクール入賞者であるポーランド出身の名ピアニスト、クシシュトフ・ヤブウォンスキの来日公演レビューです。1985年大会でのエピソードも含め、ヤブウォンスキの奏でる音色の魅力を綴ります。
カイリー・ミノーグとテイ・トウワのコラボ作品「GBI」MVメイキング映像を発掘しました! 唯一無二の独創性に満ちたその楽曲性とビデオについて語っていきます。
中山美穂さんの名曲『マーメイド』を大特集。トップアイドルからスーパースターへ飛躍した過渡期に発表された本作は、斬新なチャレンジに満ちた野心的な楽曲になりました。脱アイドル戦略で進化を遂げたサウンド、無名ソングライターの起用、コンセプチュア…
中山美穂さんの追悼特集第3弾はシンガーとしてのキャリアを振り返ります。色・ホワイトブレンド/WAKU WAKUさせて/派手!!!/50/50/CATCH ME/You're My Only Shinin' Starまで、80年代の彼女を見てきた者として各曲の魅力を語り尽くします。
幾度、夏が過ぎていっても、色あせない名曲がある。 時折、季節感を問わず無性に聴きたくなって、CDラックに手が伸びる。 自分の体のどこかが、その躍動感を求めてる。 「サンシャイム」は、そんな名曲だ。 先週、ダリオGことポール・スペンサーが癌により死…
こちらの画像は同曲オフィシャルビデオからキャプチャーしました♪ カイリー・ミノーグのために書き下ろされたクリスマスソング「Every Day'sLike Christman 〜毎日がクリスマスなら〜」 先日、この4Kリリックビデオを作って公開しました。 クリスマスシーズ…
今年65歳を迎えたスーパースター、マドンナ。 生涯最後のワールドツアーと噂されている、デビュー40周年記念の北米ツアー開幕を控えた6月末。 深刻な細菌感染症にかかり無意識の危篤状態で倒れているところを発見され、生死を彷徨った彼女のニュースは世界…
いよいよ本日、16作目(!)となる最新アルバム『テンション』をリリースするカイリー・ミノーグ。 それに先駆けてタイトル曲がセカンドシングルとしてカット、9/1にはPVが公開されました。 速攻でこの歌に恋してしまい、連日ヘビロテ中です^^ 今日はこの楽曲…
シニード・オコナー(1966 - 2023) 歌詞/対訳 リリース情報 ひっくり返るほどの大発見 母と娘 歌詞の真相 誰のための歌なのか? 名曲の条件 大好きなサウンドプロデューサー 歌い手は亡くなっても、作品は人々の心の中に生き続ける。 それが音楽の素晴らし…
今日6月23日は沖縄慰霊の日です。 太平洋戦争末期、沖縄では民間人を巻き込む凄惨な地上戦によって、およそ20万人が犠牲になりました。 ほんの中高生が兵士として武器なしで戦場に駆り出されたり、住民の中には自決して命を絶った人々も大勢いて、沖縄県民…
ロンドンのベイカー街と言えば、コナン・ドイルの名作小説「シャーロック・ホームズ」で探偵事務所の所在地になった街としてあまりにも有名ですよね。 今日ご紹介するのは、邦題「霧のベイカー街」として知られた名曲のダンスカバーです。 僕の作ったリリッ…
アニー・レノックス。 凛々(りり)しく貫禄あるオーラを放ちながらも、いつだって傷ついた者の側に立つアーティスト。 彼女の作る歌は、僕らが大人として苦い体験を重ねるごとに、ますます味わい深く心の中へと染み入ってくるのです。 今日クローズアップする…
初の4K動画『モノリス』完成 未来派SFサウンド モノリス万華鏡 アーティストプロフ Andrew Bayer アンドリュー・ベイヤー 未来派SFサウンド 前回記事での予告通り、新作動画を昨夜公開しました! アンドリュー・ベイヤーによる壮麗なプログレッシブトランス…
新世代のプログレトランス系EDMユニット「プラーナ」(AKA トライトーノル) 前回記事に書いた通り、僕の好きな歌をリリックビデオにして動画制作を始めました! 今日ご紹介するのは第1弾ビデオ、プラーナの『ゴールド』です! 歌詞/対訳 夢見心地なサウン…
父親と娘の対話形式になった珍しいバラードをご紹介します。 タイトルは『イン・ディナイアル』(=現実から目をそらすこと) 波乱を予感させる序章、思いがけないストーリー展開、そして涙のフィナーレ。 ひたすら切なく美しい音楽で語られていく、ドラマ仕立…
FEVERをスタンダードナンバーにした立役者、ペギー・リー 前回記事に続き、不朽のジャズスタンダード曲『フィーバー』を特集します。 これまで数々のスーパースター達がカバーしてきたFEVER。 いずれも大人の色香漂う、成熟したワインのごとき名作です。 今…
【プログレハウス】Hybrid feat. Julee Cruise - If I Survive 〜幼女と妖女の歌声(ジュリー・クルーズ追悼特集Part2)〜 - If She Survives -
ジュリー・クルーズのボーカルは独特です。 罪のないロリータめいた舌足らずな声の奥に、セイレーンのごとく人を惑わし、誘惑へと駆り立てる情念が宿る。 そんな異界のムードを感じさせます。 前回記事に続き、ジュリー・クルーズ追悼特集です。 もし私が生…
今日は清涼感たっぷりの美しいトランス作品をご紹介します。 雲海を超えるような浮遊感と高揚感を味わってください。 歌詞/対訳 魅力① 神がかりな陶酔感を宿した空間系サウンド 魅力② 歌詞の文学性と神話性 リリース情報 アーティスト プロフ Drax & Scott …
新しい年にふさわしい光り輝くボーカルトランスをご紹介します! 歌詞/対訳 無名の名作 知性派ボーカルのぬくもり 新たなる旅立ち アーティスト プロフ Alexander Xendzov アレクサンダー・クセンドゥゾフ Claire Willis クレア・ウィリス 歌詞/対訳 Follo…
深まりゆく秋色を想起させる、素敵なトランス作品をご紹介します。 歌詞/対訳 落ち葉色のピアノ 秋色の翼 作品概要 アーティスト プロフ Tom Fall トム・フォール Jwayden ジェイデン Paul Keeley ポール・キーリー 歌詞/対訳 Tom Fall feat. Jwaydan - Un…
今日はトランス音楽史に残る美麗トラックを取り上げます。 歌詞/対訳 トランス音楽の真髄 楽園のグリエラ美学 天国に続く架け橋 アーティスト プロフ Gouryella グリエラ 歌詞/対訳 Gouryella - Ligaya (Original Mix) (HQ) LIGAYA This is the first day …
アクセス急増 思いがけない訃報 栄光のキャリア エリック、ありがとう! アクセス急増 昨日9月2日の未明から、猫道ブログのアクセスが急増しました。 過去に例のないペースで増え続けたため、ブログ解析で確認したところ、1年半前に書いた記事にアクセス…
大スキャンダルの渦中にいたダニー・ミノーグ。 世間から猛バッシングの末、音楽シーンへの復帰が絶望視される中で産み落とされたのが「All I Wanna Do」 この楽曲によって、ダニーに吹き付けていた嵐のような向かい風が、一気に追い風へと転じました。 彼女…
姉カイリーのスポットライトの陰から抜け出せなかったダニー・ミノーグ。 そんな彼女の身に降りかかる芸能人生最大の危機。 そこからターニングポイント作「All I Wanna Do」が生まれるまでの経緯を追いかけていきます。 前回からの続きです。 hidekimatsuba…
ダニー・ミノーグ「All I Wanna Do」サイン入りポスター(ヒデくん所蔵) ダンスミュージックファンの皆様、お待たせしました。 久しぶりに音楽レビュー/訳詞を紹介していきます。 アーティストにとってターニングポイントとなる楽曲があるもの。 今日の作…
それはアンコール2曲目であった。 イントロが流れると、僕の精神は無防備になった。 まさかアンコールでこの歌が来るとは。 サラが歌い始める。 両の眼から、こらえようもなく涙がこぼれる。 サラの歌う「アヴェ・マリア」(シューベルト作) それは、ある…
サラ・ブライトマンの最新ツアー「HYMNワールドツアー」レビューも7回目を迎えました。 前回記事をお読みいただければ、今日の記事がより深いものになるかと思います。 hidekimatsubara.hatenablog.com もうひとつの物語 サラが広島の地で歌うことの意義 皆…