未来派SFサウンド
前回記事での予告通り、新作動画を昨夜公開しました!
アンドリュー・ベイヤーによる壮麗なプログレッシブトランス「モノリス」です。
ミニマルながらも巨人のごとく圧巻なビート。
無情な宇宙空間にいるかのような音響感。
不穏な兆しを醸し出すエレクトロサウンドに混じって、時折現れるスペイン風な響きが、どこか異教の神秘性を感じさせます。
本作は、彼のファーストアルバム『It's Artificial』収録曲。
イギリスを代表するトランス/プログレッシブ系レーベル Anjunabeats(アンジュナビーツ)から2011年に発表されました。
2012年には両A面シングル「モノリス/ポリリス」としてデジタルリリースもされています。
数あるアンドリュー・ベイヤー作品の中で、最も熱狂的に愛されている楽曲と言えるでしょう。
僕もその一人でして、当時からその独創的な未来派サウンドの虜です^^
モノリス万華鏡
本作『モノリス』の魅力は何でしょうか?
それは「既視感を掻き立てられる音使い」です。
つまりサウンド自体が、SFストーリーを内包しているんですね。
だからこそ、ミニマルな音楽なのに、リリースから12年経ってもフレッシュで聴き飽きることがありません。
残念ながら、本作リリース当時にオフィシャルなミュージックビデオは制作されませんでした。
ダフト・パンクの初期シングル『Burnin'』を彷彿とさせる音使いも聞かれるので、ミュージックビデオの作り方次第では、クラブミュージックに縁のない音楽ファン層にもアピールできたと思うんですけど。
YouTubeをざっと見渡しても、本作を映像化しているユーチューバーは見当たりません。
なら、自分で作っちゃう!?
「既視感を掻き立てられる音使い」に触発され、僕の頭に思い浮かんだビジュアルイメージが万華鏡でした。
コンセプトは「2023年宇宙の旅」
初めて4Kで制作した意欲作です。
大型テレビでYouTubeをご覧になってる方々は、圧巻の見応えでしょう!
ところで、本作のタイトルになってる『モノリス』って?
そこがわかり始めると、このビデオの謎が解ける仕組みなので、次回記事でじっくり書いていきますね^^
アーティストプロフ
Andrew Bayer アンドリュー・ベイヤー
幼少期からピアノを習い、バークレー音楽大学のシンセサイズ学部を卒業。
2003年、トランスデュオ Signalrunner(シグナルランナー)としてデビュー。ヨーロッパ各国のトランス系レーベルから次々と作品をリリースする傍ら、自らもレーベルFraction(フラクション)を立ち上げる。(*リリックビデオ第1弾で取り上げたTritonalトライトーノルも一時所属していました)
BTなどトランス/プログレッシブ系アーティストたちとコラボを重ね、2010年イギリスのディープハウス系レーベルAnjunadeep(アンジュナディープ)からソロデビュー、翌2011年には親レーベルAnjunabeats(アンジュナビーツ)から初アルバムをリリース。
トランス、プログレッシブハウスのみならず、ダブステップ、アンビエント等、ジャンルの枠に囚われない多彩な楽曲をリリースし、現在までに5枚のソロアルバムを発表。
これまでに2度、グラミー賞ベストダンスレコーディング部門にノミネートされた実力派。
◾️ヒデキマツバラ制作4K動画 第6弾◾️️️
ヒデキマツバラが手がけた初の4K映像作品を公開しました‼️
『2001年宇宙の旅』にオマージュを捧げたアンドリュー・ベイヤー『モノリス』🛸
◾️ヒデキマツバラ制作HDリリック動画 第5弾◾️️️
マドンナのスピリチュアルなアンビエントバラード『ハス・トゥー・ビー』
◾️ヒデキマツバラ制作HDリリック動画 第4弾◾️️️
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