ポップミュージック
幾度、夏が過ぎていっても、色あせない名曲がある。 時折、季節感を問わず無性に聴きたくなって、CDラックに手が伸びる。 自分の体のどこかが、その躍動感を求めてる。 「サンシャイム」は、そんな名曲だ。 先週、ダリオGことポール・スペンサーが癌により死…
新作リリック動画が完成しました。 今度の楽曲は、ジョジョの『エニイシング』 普段R&Bは聴かないんですが、この曲だけはものすごく惹かれるものがあってずっと愛聴してきました。 楽曲の良さはもちろん、弱冠16歳の女の子が歌ってると思えない豊かな歌唱表…
こちらの画像は同曲オフィシャルビデオからキャプチャーしました♪ カイリー・ミノーグのために書き下ろされたクリスマスソング「Every Day'sLike Christman 〜毎日がクリスマスなら〜」 先日、この4Kリリックビデオを作って公開しました。 クリスマスシーズ…
今年65歳を迎えたスーパースター、マドンナ。 生涯最後のワールドツアーと噂されている、デビュー40周年記念の北米ツアー開幕を控えた6月末。 深刻な細菌感染症にかかり無意識の危篤状態で倒れているところを発見され、生死を彷徨った彼女のニュースは世界…
いよいよ本日、16作目(!)となる最新アルバム『テンション』をリリースするカイリー・ミノーグ。 それに先駆けてタイトル曲がセカンドシングルとしてカット、9/1にはPVが公開されました。 速攻でこの歌に恋してしまい、連日ヘビロテ中です^^ 今日はこの楽曲…
シニード・オコナー(1966 - 2023) 歌詞/対訳 リリース情報 ひっくり返るほどの大発見 母と娘 歌詞の真相 誰のための歌なのか? 名曲の条件 大好きなサウンドプロデューサー 歌い手は亡くなっても、作品は人々の心の中に生き続ける。 それが音楽の素晴らし…
シニード・オコナー(1966 - 2023) 比類なき存在感 眠れぬ夜の悲報 苦難の道 世界的著名人の死がもたらす喪失感 比類なき存在感 まだ洋楽を聴き始めたばかりの頃でした。 スキンヘッドの女性が、故プリンスのカバー曲『Nothing Compares 2 U 〜愛の哀しみ〜…
今日6月23日は沖縄慰霊の日です。 太平洋戦争末期、沖縄では民間人を巻き込む凄惨な地上戦によって、およそ20万人が犠牲になりました。 ほんの中高生が兵士として武器なしで戦場に駆り出されたり、住民の中には自決して命を絶った人々も大勢いて、沖縄県民…
ロンドンのベイカー街と言えば、コナン・ドイルの名作小説「シャーロック・ホームズ」で探偵事務所の所在地になった街としてあまりにも有名ですよね。 今日ご紹介するのは、邦題「霧のベイカー街」として知られた名曲のダンスカバーです。 僕の作ったリリッ…
アニー・レノックス。 凛々(りり)しく貫禄あるオーラを放ちながらも、いつだって傷ついた者の側に立つアーティスト。 彼女の作る歌は、僕らが大人として苦い体験を重ねるごとに、ますます味わい深く心の中へと染み入ってくるのです。 今日クローズアップする…
ここ1ヶ月ほどで7本目の新作動画が完成しました 昨夜公開したばかりのリリックビデオ第5弾は、満を辞して、僕の敬愛するマドンナ作品です! この『ハス・トゥー・ビー』はマドンナが日本だけに贈ったアンビエントバラードで、世界中が垂涎したレア曲なので…
父親と娘の対話形式になった珍しいバラードをご紹介します。 タイトルは『イン・ディナイアル』(=現実から目をそらすこと) 波乱を予感させる序章、思いがけないストーリー展開、そして涙のフィナーレ。 ひたすら切なく美しい音楽で語られていく、ドラマ仕立…
FEVERをスタンダードナンバーにした立役者、ペギー・リー 前回記事に続き、不朽のジャズスタンダード曲『フィーバー』を特集します。 これまで数々のスーパースター達がカバーしてきたFEVER。 いずれも大人の色香漂う、成熟したワインのごとき名作です。 今…
Happy Halloween Live 2019にてFEVERをパフォーム(Photo by Mish Vampiro) ハロウィンFEVER FEVERを歌い尽くせ 男性視点で訳したFEVER 女性視点で訳したFEVER ハロウィンFEVER 今夜はハロウィンナイト 妖精伝説の発祥の地でもあるアイルランドの大晦日にあ…
若かりし頃のリンチ監督とジュリー ジュリー・クルーズ追悼特集3回目は、鬼才デヴィッド・リンチ監督を取り上げます。 代表作「エレファント・マン」で名高い映画監督です。 20曲ものギフト いばりんぼう兄貴 沈黙で綴ったラストメッセージ 20曲ものギフト …
この週末、アメリカの女性シンガー、ジュリー・クルーズ(65)の死去が報じられました。 90年代に世界中で話題をさらったアメリカのサイコサスペンスドラマ「ツイン・ピークス」のテーマ曲を歌ったことで知られてます。 「天使の歌声」と形容されるアーティス…
よみがえるABBA伝説 ダンシング・クイーン誕生秘話 スウェーデン王室の危機 ある演出家の起死回生策 シルヴィア王妃のその後 よみがえるABBA伝説 数々の名曲を残して、1982年に活動停止したABBA。 そんな彼らが今日、なんと40年ぶりに新作アルバム『Voyage(…
モンブランタルトとヒデくんお手製ロイヤルミルクティー♪ ハロウィンナイトはダンシング・クイーン バトンタッチ ハロウィンナイトはダンシング・クイーン ハロウィンナイト、いかがお過ごしですか? アバのカバー曲『ダンシング・クイーン』公開しました! …
僕にとって一番の武器は、ダイバーシティー(=多様)な音楽性。 楽曲ごとに、カメレオンのように音楽の方向性を変化させていきます。 ダンスフロアサウンド、ジャズ路線、クラシカル系、和テイスト、オリエンタル風etc そんな僕の音楽をサポートしてくれる…
大スキャンダルの渦中にいたダニー・ミノーグ。 世間から猛バッシングの末、音楽シーンへの復帰が絶望視される中で産み落とされたのが「All I Wanna Do」 この楽曲によって、ダニーに吹き付けていた嵐のような向かい風が、一気に追い風へと転じました。 彼女…
姉カイリーのスポットライトの陰から抜け出せなかったダニー・ミノーグ。 そんな彼女の身に降りかかる芸能人生最大の危機。 そこからターニングポイント作「All I Wanna Do」が生まれるまでの経緯を追いかけていきます。 前回からの続きです。 hidekimatsuba…
パリ祭コンサートショー公演直後に母と(クルーズ船「銀河」船上にて) 前回の記事に続いて「涙のトッカータ」について書いていきます。 hidekimatsubara.hatenablog.com トッカータの涙 花は花でも 出会いの音楽 男と女の友情 砂の城 トッカータの涙 「涙の…
プチお久しぶりです^^ このところサウンドプロデュースのご依頼が続いていて、バタバタしてます。 テレビ/映画/舞台/アニメ等、ありとあらゆるショービズ産業が立ち行かなくなったコロナ時代の今。 その只中にありながら、例外なのが我々セルフプロデュー…
サラ・ブライトマンの最新ツアー「HYMNワールドツアー」レビューも7回目を迎えました。 前回記事をお読みいただければ、今日の記事がより深いものになるかと思います。 hidekimatsubara.hatenablog.com もうひとつの物語 サラが広島の地で歌うことの意義 皆…
今日はサラ・ブライトマンの最新ツアー「HYMNワールドツアー」について、さらにディープな視点から書いていきます。 サラは歌手にあらず 秘められた物語 暗闇から光へ M02 「Fleurs Du Mal 嘆きの天使」 M03 「Stranger In Paradise ストレンジャー・イン・パ…
この春の日本公演でワールドツアー前半を終えたサラ・ブライトマン。 秋からスタートしたツアー後半戦のヨーロッパ公演も終了して、HYMNワールドツアーはひとまず閉幕しました。 さて、以前HYMNワールドツアー広島公演について4回にわたってレポートしてき…
屋根裏部屋で暮らす、孤独な絵描きがいました。 ある晩、お月様が彼に語りかけてきます。 その後もお月様はたびたび彼の窓辺を訪れては、その優しい光とともに世界中で見てきた様々な出来事を話して聞かせたのでした。 アンデルセンの連作短編集「絵のない絵…
新月と満月をテーマにしたハッピーハロウィンコンサートでは、いろんな歌をカバーしました! hidekimatsubara.hatenablog.com 中でもハロウィンならではの遊び心から選曲したのが「25セントの満月」 80年代にチェッカーズの鶴久政治さんが手がけられた楽曲で…
ハッピーハロウィンコンサートご来場どうもありがとうございました! コスプレ率が高くて大盛況でした^^ 初めて企画段階から自分で制作運営したステージ。 元来社交下手なのにパーティー好きな僕の性格が幸いして、出演キャストやオーディエンスと共に素敵な…
「HYMN in Concert」(ドイツ、バイエルン公演)ダイジェスト映像 HYMN: Sarah Brightman in Concert Extended Trailer 今夜は前回に引き続き、2019年春のサラ・ブライトマン来日公演について書いていきます。 hidekimatsubara.hatenablog.com 全曲セットリ…