ヒデキマツバラの猫道Blog

ドラネコ視点の少し風変わりな猫道(キャットウォーク)ブログ

サラ・ブライトマン「HYMN」ワールドツアー来日公演 in 広島 〜サラ・ブライトマンHYMNツアー公演(第二夜)〜

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「HYMN in Concert」(ドイツ、バイエルン公演)ダイジェスト映像

 
HYMN: Sarah Brightman in Concert Extended Trailer

 

 今夜は前回に引き続き、2019年春のサラ・ブライトマン来日公演について書いていきます。

hidekimatsubara.hatenablog.com

 

 

全曲セットリスト

サラ・ブライトマン「HYMN」Japan Tour 2019 in Hiroshima (2019-04-19)

Setlist

ACT01 第1部

M01 Gothica ゴシックの夢

M02 Fleurs Du Mal 嘆きの天使

M03 Stranger In Paradise ストレンジャー・イン・パラダイス

M04 Carpe Diem カルペ・ディエム(Duet with ヴァンサン・ニクロ)

M05 Ameno アメノ(ヴァンサン・ニクロ Solo)

M06 Anytime, Anywhere エニィタイム・エニィウェア

M07 Gia Nel Seno すでに胸の中で(ルクレツィアの物語)

M08 Hijo De La Luna 月の息子

M09 Follow Me フォロー・ミー

M10 Misere Mei ミゼレ・メイ

M11 Figlio Perduto フィリオ・ペルドゥート

M12 Who Wants To Live Forever リヴ・フォーエヴァ

M13 Tu Che M'hai Preso Il Cuor 君こそ我が心のすべて

M14 Ebben? Ne Andro Lontana さようなら、ふるさとの家よ

M15 Miracle ミラク

 

Intermission 休憩

 

ACT02 第2部

M16 Hymn Overture ヒム・オーヴァーチュア

M17 Hymn ヒム

M18 Sogni 夢(Duet with ヴァンサン・ニクロ)

M19 Better Is One Day ベター・イズ・ワン・デイ

M20 Canto Per Noi 私たちのために歌う

M21 Pie Jesu ピエ・イエス(Duet with ナルシス)

M22 Caruso カルーソ(ナルシス Solo)

M23 Fly To Paradise フライ・トゥ・パラダイス

M24 Time To Say Goodbye (English Version) タイム・トゥ・セイ・グッバイ(英語バージョン)

M25 Masquerade マスカレード

M26 The Phantom of The Opera オペラ座の怪人(Duet with ヴァンサン・ニクロ)

M27 Running ランニング(ジュピター 〜栄光の輝き)

 

Encore アンコール

M28 Deliver Me デリバー・ミー

M29 Ave Maria (Schubert) アヴェ・マリア(シューベルト作)

M30 A Question of Honour ア・クエスチョン・オブ・オーナー

 

なんと全30曲!

いまだかつて、サラの公演でこれほど豪華なプログラムがあったでしょうか!

導入曲、ゲストソロ曲、クワイヤー間奏曲を除けば実質24曲。それでもサービス過剰なまでの曲数!

最新作「HYMN〜永遠の讃歌」収録曲がほぼ網羅されているのに加え、過去の代表作が目白押しのベストオブベストなラインナップでした!

 

ウェルカム、サラ!

客電がおちてオーケストラの調弦が済み、舞台全面を覆っていた黒い紗幕がパサリと落とされると、そこにはパイプオルガンのパイプをモチーフにしたようなステージセット。

 

舞台レイアウトは2001年の「ラ・ルーナ」ツアーを踏襲していました。

ステージ前方左側にオーケストラ、右側にバンド、後方にクワイヤー(コーラス隊)

とても整合性のある美しいレイアウトだなぁと2001年当時も関心した覚えがあります。

 

舞台中央からサラが登場するのも「ラ・ルーナ」ツアーと同様。

でもあの時とは明らかに違うものがありました。

聴衆の反応です。

 

2001年の東京公演、NHKホール。

宇宙的な効果音の入った導入曲に乗ってサラが舞台に現れた時、聴衆からは拍手が一切ありませんでした。

それもそのはず、それ以前のサラの日本公演はすべてクラシックコンサート形式だったことに加え、当時の客層もクラシック音楽ファン層が圧倒的に占めていたからです。

リサイタル形式を脱して、エンターテイメント&コンセプチュアルなライブ形式へと舵を切ったサラの意図を、当時の聴衆はまだ理解できなかったわけですね。

 

でもあれから18年、サラのエンターテイナーぶりがすっかり浸透した昨今、会場からは割れんばかりの拍手喝采

そう、彼女はもはやソプラノ歌手とかミュージカル出身シンガーとかの肩書きを超えたスーパースターなのです!

 

それにしても、この日の観客の反応はすごかったですね。

これまで観てきた6度のサラ公演のどれよりも熱烈なウェルカムぶりで、僕自身すごく驚いてしまいました。

 

史上最高のホール音響

その次に僕が圧倒されたのは、とてつもない音響の良さでした。

これほどサラの生歌がくっきり鮮やかに聴けたのは、23年間で初めて!

 

武道館や大阪城ホール広島サンプラザといった大規模体育施設でサラ公演を鑑賞することに慣れていたので、その違いは衝撃的でした!

いかに音響技術が発達して、いかに腕の良い音響エンジニアさんがついていても、体育館は体育館なので(笑)

やはり音楽鑑賞用に設計されたコンサートホールの音響特性に勝るものはありませんね。

 

あまりにも音響が良すぎて、サラの細かな息遣いや、ポップ音(パ行を発音する際に呼気がマイクに当たって生じるノイズ)さえも聞き取れたくらい^^

オーケストラやバンドサウンド含め、まさしくサラの楽曲を堪能しつくすためのホール音響でした。

 

ネットレビューで目にされる方も多いかと思いますが、どういうわけか近作CDに収録されたサラの歌声はつぶれまくっているのです。

録音方法に問題があるのか、オーバープロダクションなのか、よくわからないですが、サラの声質とか歌声のニュアンスが損なわれてしまっていて、ファンとしては非常に歯がゆい。

 

だからコンサート鑑賞用に設計された千数百人規模の音楽ホールで聴けたこの広島公演こそ、CDをはるかに凌ぐサラ最良のボーカルパフォーマンスを耳にすることのできる、非常にまれで幸運な機会だったのです!

 

今夜は遅くなりましたから、これくらいでペンを置きましょう。

次回は個人的な感想を交えつつ、コンサートレビューを書いていきますね。

(さらに続く)

 

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サラ・ブライトマン「ラ・メール」の歌詞に触発されて制作したオリジナル曲「アクアダイブ」


AQUADIVE ヒデキマツバラ by Hideki Matsubara

 

ミュージックハウス美美の環 presents
HAPPY SUNDAYS カクテルパーティー
ETERNAL SUMMER エターナル・サマー

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【Date】2019-08-18(Sun)14:00 - 16:00

【Place】Miminowa Studio(広島市中区鶴見町2-24-401)

【Admission】¥2500(with Drink & Finger Foods)要予約

【Performance】DJヒデキマツバラ、MAYUMI、コンスタンツェ、SAM

【Contact】info@miminowa.com