ヒデキマツバラの猫道Blog

音楽、マインドフルネス、それにユーモアを愛するネコ目線のキャットウォークブログ

【和訳】カイリー・ミノーグ/Tension 〜官能と遊び心の最新曲〜 - Cool Like Sorbet & Hot Like Chilli -

 

いよいよ本日、16作目(!)となる最新アルバム『テンション』をリリースするカイリー・ミノーグ

それに先駆けてタイトル曲がセカンドシングルとしてカット、9/1にはPVが公開されました。

 

速攻でこの歌に恋してしまい、連日ヘビロテ中です^^

今日はこの楽曲を大解剖していきましょう!

 

*本記事には大人向けの表現が含まれます。

 

 

歌詞/対訳



TENSION
by KYLIE MINOGUE

[Verse 1]
I'm a star babe-babe-babe
Do this all day-day-day
Cool like sorbet-bet-bet (Cool like sorbet-bet-bet)
Bet you can't wait-wait-wait
Hands up on me-me-me
Hot like chilli-li-li (Hot like chilli-li-li)

[Refrain]
Ooh, thoughts of me fill up your mind
Everyday and every night
It's the way I make you feel (Uh)
Baby, there ain't nothing better
And I could do this forever with you
(With you, with you, with you)

[Pre-Chorus]
All-all-all night, touch me right there (Doo-doo-doo-doo)
Touch me right there (Doo-doo-doo-doo)
Touch me right there
Baby, break the tension
All night, touch me right there (Doo-doo-doo-doo)
Touch me right there (Doo-doo-doo-doo)
Touch me right there
Baby, what you missin'?

[Chorus]
Oh, my God, touch me right there
Almost there, touch me right there
Don't be shy, boy, I don't bite
You know where, touch me right, tou-tou-
Oh, my God, touch me right there
Almost there, touch me right there
Don't be shy, boy, I don't bite
You know where, touch me right, tou-tou-

[Post-Chorus]
(Ooh-ooh) Touch me right there
Touch me right there
Touch me right there
Baby break the tension
(Ooh-ooh-ooh) Touch me right there
(Ooh-ooh-ooh) Touch me right there
(Ooh-ooh-ooh) Touch me right there
Baby, break the tension

[Verse 2]
Call me Kylie-lie-lie
Don't imita-ta-tate
Cool like sorbet-bet-bet (Cool like sorbet-bet-bet)
I'm your esca-a-ape
I'm your vacay-ay-ay
Hot like chilli-li-li (Hot like chilli-li-li)

[Refrain]
Ooh, thoughts of me fill up your mind
Everyday and every night
It's the way I make you feel (Uh)
Baby, there ain't nothing better
And I could do this forever with you
(With you, with you, with you)

[Pre-Chorus]
All-all-all night, touch me right there (Doo-doo-doo-doo)
Touch me right there (Doo-doo-doo-doo)
Touch me right there
Baby, break the tension
All night, touch me right there (Doo-doo-doo-doo)
Touch me right there (Doo-doo-doo-doo)
Touch me right there
Baby, what you missin'?

[Chorus]
Oh, my God, touch me right there
Almost there, touch me right there
Don't be shy, boy, I don't bite
You know where, touch me right, tou-tou-
Oh, my God, touch me right there (Ah)
Almost there, touch me right there (Ah)
Don't be shy, boy, I don't bite (Ah)
You know where, touch me right, tou-tou-

[Post-Chorus]
(Oh) Touch me right there
Touch me right there
Touch me right there
Baby, break the tension
(Ooh-ooh-ooh) Touch me right there
(Ooh-ooh-ooh) Touch me right there
(Ooh-ooh-ooh) Touch me right there
Baby, what you missin'?

[Bridge]
La-la-la, la-la-la
La-la-la, la-la-la
La-la-la, la-la-la
La-la-la, la-la-la
Woah

[Chorus]
Oh, my God, touch me right there
Almost there, touch me right there (Touch me right there)
Don't be shy, boy, I don't bite (Touch me right there)
You know where, touch me right, tou-tou-
Oh, my God, touch me right there (Touch me right there)
Almost there, touch me right there (Touch me right there)
Don't be shy, boy, I don't bite
You know where, touch me right, tou-tou-

 

私スターなのよ ベイビー
1日中こんなことして
シャーベットみたいにクール
賭けるわ あなたが待ちきれない方に
さぁ 腕を上げて 私を崇めて
激辛チリみたいにホット

★あなたの頭の中は 私のことでいっぱいなのね
昼も夜も毎日ずっと
そうやって私 あなたを感じさせてあげる(アッ)
こんな最高のものはないし
永遠にこんなことしていられる あなたとなら
(あなたとなら そう あなたとならね)

一晩中 私に触れて そう そこよ
私に触れて そう そこ
私に触れていて そう そこよ
ベイビー 緊張をほぐしなさい
一晩中 私に触れて そう そこよ
私に触れて そう そこ
私に触れていて そう そこよ
ベイビー ほら お留守になってない?

あぁ すごい 私に触れて そう そこ
もう少し先よ 私に触れて そう そこよ
恥ずかしがらないで 噛みつきゃしないわ
どこだかわかってるくせに 私に触れて そう 触れて
あぁ すごい 私に触れて そう そこ
もう少し先よ 私に触れて そう そこよ
恥ずかしがらないで 噛みつきゃしないわ
どこだかわかってるくせに 私に触れて そう 触れて

(あぁ )私に触れて そう そこよ
私に触れて そう そこ
私に触れていて そう そこよ
ベイビー 緊張をほぐすのよ
(あぁ )私に触れて そう そこよ
(あぁ )私に触れて そう そこ
(あぁ )私に触れていて そう そこよ
ベイビー 緊張をほぐしなさいったら★★

カイリーって呼んで
お手本通りの愛し方はやめて
シャーベットみたいにクール
私 あなたの欲望のはけ口
私 あなたの逃避先
激辛チリみたいにホット

★〜★★Ref.

ラララ ラララ(x4)

あぁ すごい 私に触れて そう そこ
もう少し先よ 私に触れて そう そこよ
恥ずかしがらないで 噛みつきゃしないわ
どこだかわかってるくせに 私に触れて そう 触れて
あぁ すごい 私に触れて そう そこ
もう少し先よ 私に触れて そう そこよ
恥ずかしがらないで 噛みつきゃしないわ
どこだかわかってるくせに 私に触れて そう 触れて

 

対訳/ヒデキマツバラ

 

キャリア3度目のピーク期

このビジュアル!

このサウンド

この楽曲!

 

こんなカイリーを待ってました!

ポップなのに、他の誰も真似できないトンがったスーパークールな作品。

 

「ポップミュージック界のプリンセス」と形容されてきたカイリーも55歳。

デビュー以来40年近く、ひたすらアルバム制作→ツアー公演→アルバム制作→ツアー公演と精力的に音楽活動を続けてきて、今なおエンターテイナーとしてフレッシュな魅力を放ち続けています。

 

特にこの5年間でリリースしたアルバム『ゴールデン』『The Difinitive Collection』『ディスコ』は3作とも全英No1の快挙。

これでカイリーは1980年代、1990年代、2000年代、2010年代、2020年代、すべての年代において全英アルバムチャートで1位を獲得した史上初の女性アーティストになりました!

 

音楽キャリアで3度目のピーク期真っ只中にいるカイリー。

年末からは12年ぶりのアメリカ公演として、ラスベガスのホテルで3ヶ月にも及ぶ連続公演がスタート。

 

この5月に先行カットされたシングル『パダム・パダム』は、久々の全英シングルTOP10ヒットに。

個人的な好みから言えば、トニックコードがひたすら続く『パダム〜』よりジョルジオ・モロダーと共演した『Right Here, Right Now』(2015年作品)みたいな斬新で成熟したエレクトロ系、出してくれないかなぁ。

という僕に、本作『テンション』はまさしくビンゴ!でした^^

 

エンターテイナー娼婦スパイ貴族ショーガール

昔からカイリーはシングルごとにどんどんビジュアルイメージを変えながら魅せてくれるアーティストでした。

そんな彼女の79本目(!)になる本作ミュージックビデオでは、4パターンものルックスで登場します。

 

最初に登場するのが、定番の金髪スタイル。

 

と、そこへ赤毛ウィッグで現れたるは、華麗なるエンターテイナー!

 

うわぁ、目を奪われますねぇ^^

乳がんからの復帰作『X』(2007年作品)の頃は、こういうトランスフォーム系の鮮やかなルックスで度々楽しませてくれていたなぁ。

 

と思っていたら、さらに目を奪われるルックスが!

モノクロでクラシカルに髪を結い上げたカイリー!

 

この妖艶な風格!

ヨーロッパの貴族風というか、妖しき娼婦というか、スパイめいた悪女っぽい雰囲気が最高!

37年にも及ぶ芸能活動でこんな彼女を目にするのは初めてで、ファンの間でも大評判です。

 

僕個人的にも、こういうクラシカルな品格を持った年増の女性にメロメロでして(照)^^

年齢を重ねて成熟した女性だからこそ、こうした貴族的なルックスやスタイルはハマりますね。

 

そして最後にもう1つ、手のひらサイズのショーガール風カイリーが登場します。

 

スレンダーで小柄なカイリーは身長153センチしかありません。

その小さな愛らしさが洋の東西を問わず男性ファンから人気で、昔からバービー人形に例えられてきました。

まさにそれを逆手に取った演出ですね。

 

 

今作では彼女以外誰も登場せず、ひたすらカイリーの美しさを堪能できるのが嬉しくて^^

 

とにかくクリエイティブなビデオですね。

サイバーティックな舞台設定、モダンな編集テクニック。

 

振付がまた愛らしくて、僕が女性だったら絶対振りマネしちゃいます^^

最後らへんで貴族カイリーがお尻を撫で回しながら踊っているのがコミカルに早送りされてますが、55歳になってもそんな姿がサマになる女性なんてカイリー以外にいるでしょうか?(笑)

 

 

カイリーの特筆すべきところは、官能的に見せる術を心得ていること。

過激なことをしても、ポップな魔法をまぶしているから、下品でエロティックに見えないんですね。

男性の欲望を煽るのではなく、芸術作品を鑑賞するような高揚感をもたらしてくれる。

 

ただ、貴族カイリーが映像機材をオペレートするシーンでピンときたのだけど。

彼女が握りしめるジョイスティック、ひねり回すダイヤルノブ、口を寄せる細長いマイクは、いずれも男性の肉体を象徴しているのでしょう^^;

 

このビデオを監督したのは、以前ブログ記事でも話題にしたことのある女流映像作家ソフィア・ミュラー

 

●ソフィー/ソフィア特集記事はコチラ

 

ちなみに前作『パダム・パダム』もソフィア・ミュラーの監督作で、アメリカンなイメージでのロケ撮影でした。

 

でもやはりカイリーは本作『テンション』のようにユーロピアンなイメージでのスタジオ撮影が合っていますね!

 

夜の霧雨に濡れた未来都市サウンド

 

続いてサウンドについて解剖していきましょう。

 

イントロから四つ打ちキックと共に、深いディレイをかけたピアノリフがウネりながら展開。

2000年前後に流行したフィルター系ハウスを予感させます。

 

が、いざ歌が始まってみると、不思議の国のカイリー。

ポップミュージックお決まりパターンを一切踏襲することなく、どう展開して行くのか、まったく先が読めません。

 

これよ、これ!

何が起きるかわからないアトラクションに参加してるような、冒険心と野心が伝わってくるサウンド

目を閉じて聴いていると、まるで夜の霧雨に濡れた未来都市が浮かび上がってきませんか?

 

バッキングトラックは、ハウスビートにピアノリフ、ギター、ピコピコ系シークエンス音のみのシンプルな構成とは思えないほど、各トラックが絶妙なバランス感覚でレイアウトされています。

シンセベース以外は、あえてフィルターを絞ってディレイを深めにかけ、サウンドの輪郭を滲(にじ)ませることで、カイリーの軽やかなウィスパーボイスを引き立たせていますね。

 

サウンドプロデュースを手がけたのは、リチャード・スタナードとジョン・ダック・ブラックウェル。

前者は、あのスパイスガールズの一連の大ヒット作を数々手がけた人で、カイリー第2のピーク期となった2000年以来、20年以上もカイリー作品に携わり続けている立役者。

後者は、前作『ディスコ』から参加するようになった新進気鋭。

 

ここ22年くらい、カイリーの音楽性はエレクトロポップ(今風に言えばEDM)一辺倒で、その時その時でテーマやコンセプトは変えつつ、これがポップミュージック最前線だという音を聞かせてきました。

それに伴って、彼女の歌声だったり演出的な見せ方が、どんどん生身の人間性から乖離(かいり^^)して、ロボティックでアンドロイドなものになっていってますね。

ダフト・パンクは解散したけれど、カイリー一人で女性版ダフト・パンクを引き継いで未来音楽を生み出してる、そんな感じがします。

 

ロボティック蝶々ボイス

 

今作のカイリーは、たたみかけるように多彩でレンジの広い歌声を披露しています。

まるで羽根が生えた蝶々みたいな歌声。

 

しかもサビなのに声域が下がったと思ったら、ボコーダーがかかるというね!

かっこよすぎてノックアウトされました!

意外なことに、これがカイリーソング初のボコーダー

 

あと『パダム〜』でも気づいたんですが、歌い方が変わりましたね!

乳がん克服以来、耳につくコケティッシュな歌い方ばかりしていましたが、それ以前の彼女らしい伸びやかな歌声に戻ってます。

 

お気楽に歌っているように聞こえますが、同じ職業音楽人である僕としては、これが入念なボイストレーニングの賜物であるとわかります。

華やかなビジュアルばかり話題にされて、彼女の類稀(たぐいまれ)なるボーカル表現について語られる機会がないのは実に歯がゆい。

裏の努力を見せない人ですが、相当プロフェッショナルで努力家な完璧主義者なんだと思います。

 

にしても、この歌どうやってライブで再現するんでしょう???

ビデオみたいに、2人のカイリーで掛け合いしないと不可能ではないかと^^

 

シャーベットと激辛チリ

 

新曲『テンション』は、あらゆる意味で過去作と比べて特異性が際立っています。

ビジュアル、サウンド、そしてあからさまにセクシャルな歌詞。

 

欧米では官能性も自己表現の一形態として確立されているので、この程度の歌詞なら驚くに値しません(笑)

とはいえ、カイリー作品としては最も官能的な楽曲と言えるでしょう。

 

上から目線の歌というのも、カイリーには異色ですね。

まるで官能の女王とでも言うように、相手をどんどんリードしていく積極的な歌です。

 

それに、こんな遊び心が盛り込まれた歌も珍しい。

特にバース(=Aメロ)なんて、ちっとも英語らしく聞こえません^^

 

例えば1番バースは、こんな具合。

アイマ・スター・べ・べ・ベ

ドゥー・ディ・ソー・デ・デ・デ

クーラ・ソ・べ・べ・べ*1

ベ・ユー・キャン・ウェ・ウェ・ウェ

ハンズ・アッポン・メ・メ・メ

ハ・ラ・チ・レ・レ・レ*2

 

2番バースは、

カーミ・カイ・レ・レ・レ*3

ドン・イメ・テ・テ・テ*4

クーラ・ソ・べ・べ・べ*1

アイム・ヨー・エス・ケ・エ・エ*5

アイム・ヨー・ヴェ・ケ・エ・エ*6

ハ・ラ・チ・レ・レ・レ*2

 

下線部分なんて、英語ソングに慣れた僕の耳でも全然聞き取れなくて^^;

以下は回答編です^^

 

*1「クーラ・ソ・べ・べ・べ」

=「クール・ライク・ソルベ」Cool like sorbet

…まさかフランス語のソルベ(=シャーベット)が使われていたとは!

 

*2「ハ・ラ・チ・レ・レ・レ」

=「ホット・ライク・チリ」Hot like chilli

…「腹散れ?」ではありませんでした(笑) 意味は「激辛チリほどに辛い」

 

*3「カーミ・カイ・レ・レ・レ」

=「コール・ミー・カイリー」Call me Kylie

…よくラップ系アーティストが自分の名前を歌詞に入れますが、僕の知る限り、カイリー自身の名が入った歌詞はこれで2曲め。最初の歌は、あのKLF(!)による『Kylie Said to Jason』(1989年作品/全英102位)だと思われます^^

 

*4「イメ・テ・テ・テ」

=「イミテイト」imitate

…「人真似をする」という意味ですね。

 

*5「エス・ケ・エ・エ」

=「エスケイプ」escape

…僕の耳には「S・K・A・A」としか聞こえませんでした(笑)

 

*6「ヴェ・ケ・エ・エ」

=「ヴェケイ」vacey

…英語通でもこの単語を知る人あまりいないのでは? vacation(バケーション=休暇)の短縮系です。

 

ネイティブでも1〜6を聞き取るのはまず不可能!

きっと世界中のファンも謎解きを楽しんだことでしょう^^

 

女性クリエイター同士のとんでもない歌詞

 

僕、とんでもない発見をしてしまいました。

冒頭歌詞のところなんですが。

 

「アイマ・スター・べ・べ・ベ」I'm a star babe-babe-babe(私スターなのよ 坊や)

この発音が実は「アイ・マスターベート」I masturbate(自慰行為に耽る私)と同じなのです^^;

その先の歌詞が「1日中こんなことしてシャーベットみたいにクール、激辛チリみたいにホット」と続いていくわけで。

ネイティブ(=英語を母国語とする人々)がオリジナル歌詞を知らないまま耳だけで聞いたら、みんなギョッとするでしょうね^^;

 

こんな確信犯的なソングライティングを手がけたのは、カイリー自身とアニャ・ジョーンズにカミーラ・パーセル

いずれも女性ソングライター同士での初顔合わせコラボ、きっと3人一緒に女子会のノリで作ったのでしょう^^

 

歌のテーマとしては「悶々とした童貞少年を誘惑するお姉さん」てとこでしょうか^^;

そんな題材をパロディー化して、ソングライターやビデオ監督、いずれも女性(しかも熟女)同士で、官能性と遊び心でクリエイティブに表現したところに本作の面白みと味わい深さがあります。

 

カイリー語って1万字

というわけで、1万字以上(!)に及ぶ新曲大特集、いかがでしたか?

500本近くブログを書いてきて、単体でこれほど長い記事は初めて!

 

9月初週には公開するつもりが、あれこれ書きたいことだらけで。

結局、北海道旅行を挟み、3週間がかりで昨夜やっと書き上げることができました^^;

 

僕が書き応えを感じているように、皆さんにとっても読み応えのあるものが書けていますように!

とはいえ、この次にアーティストプロフが控えてますから、記事はまだまだ続きます^^

 

 

1988年のセカンドアルバム以来ずっと、カイリーの音楽性と演出性を追い続けて35年。

いつかは彼女についてじっくり書きたいと常々思ってきたものですから。

でも今回は最新シングルのことに触れただけですから、実はまだまだ書き足りません(笑)

 

予約投稿したこの記事が公開される頃には、最新アルバムの音源がYouTube上で続々と公表されている頃でしょうか。

これまでのアルバムと違い、アルバム全体として統一したテーマは設けず、楽曲単位で作り込んでいったようですから、さらなる良曲サプライズに期待しましょう!

 

1つ気になるのは、いまだ国内盤CDのリリースさえ白紙なこと。

日本には長年の根強いファンも多いのに、こんなこと初めて。

ワーナーミュージックジャパンさん、どうしちゃったの?

待ちますから、ボーナストラック3曲入りの海外デラックス盤(全14曲)をもれなく収録した上で、日本独自のボーナストラックを入れるのも忘れないでくださいね!(笑)

 

*余談ながら、本章タイトルは「母をたずねて三千里」をもじったもの^^

 

アーティスト プロフ

Kylie Minogue カイリー・ミノーグ

本名:カイリー・アン・ミノーグ

オーストラリア、メルボルン出身

子役としてテレビ番組に出演。17歳でTVドラマ『ネイバーズ』出演、国民的人気を博す。

1987年、カバー曲『ロコモーション』で歌手デビュー。オーストラリア本国で7週連続1位を記録。

同ドラマの人気が飛び火したイギリスでもカイリー人気が高まり、翌年ユーロビート系レーベルPWLよりリリースした国際デビュー曲『ラッキー・ラブ』(6週連続全英1位)が大ヒット。

国際デビュー曲『ラッキー・ラブ』ジャケ写❤️

大成功を収めたデビューアルバム(全英8週連続1位、全英1998年年間アルバム売上1位)から『Turn It Into Love〜愛が止まらない〜』を日本の女性アイドルデュオWinkがカバーしてNo1ヒット。日本でも一躍カイリー人気に火がつく。

1989年、セカンドアルバム『エンジョイ・ユアセルフ』(全英1位)でもティーンエイジャーから絶大な人気を誇ったが、バンドINXS(インエクセス)のボーカリストマイケル・ハッチェンスとの熱愛を機に音楽/ビジュアルともアイドル路線から脱却、ハウス/ソウル/レイヴ系作品を続々リリース。

1994年、ダンスレーベル、デコンストラクションに移籍。多彩な音楽性を追求するも、PWL時代ほどの成功に恵まれず低迷。

2000年、ペット・ショップ・ボーイズの所属するレーベル、パーロフォンより、ダンスポップ路線に回帰した復帰作『ライト・イヤーズ』及びシングル『スピニング・アラウンド』(10年ぶりの全英1位)で劇的に音楽シーンへ返り咲くと、翌年エレクトロダンス作『フィーバー』(9年ぶりの全英1位、全米3位)及びシングル『Can't Get You Out Of My Head〜熱く胸を焦がして〜』(全英1位、全米7位)が世界各国でモンスターヒット、音楽キャリア2度めのピークを迎える。

2005年、ワールドツアー中に乳がんが発覚して公演を中断、闘病生活を余儀なくされる。

2008年、バッキンガム宮殿にてエリザベス女王から大英帝国勲章を授与。

2010年、アルバム『アフロディーテ』(9年ぶりの全英1位)の成功を受けて、翌年20年ぶりとなる来日公演が実現。その矢先に東日本大震災が発生、東京でも相次ぐ余震と放射性物質降下により多くの海外アーティストが来日公演を取りやめる中、予定通り日本公演を決行。同時に震災チャリティーソング『We Are One』を急遽制作、発表。

2012年、デビュー25周年のアニバーサリーイヤーを1年がかりで祝うK25プロジェクトを最後に、デビュー時からの敏腕マネージャー、テリー・ブレイミーとのマネジメント契約が満了。その後アルバム単位で個別にレコード会社と契約する方式をとる。

BMG UKに正式移籍後、リリースしたアルバム『ゴールデン(2018年作品)』『The Difinitive Collection(2019年)』『ディスコ(2020年)』3作すべて全英1位を獲得。1980〜2020年代まで5つの年代で全英アルバムチャート1位を獲得した史上初の女性アーティストに。

コロナ禍を機に、30年以上芸能活動の本拠地だったロンドンを離れ、家族との時間を大切にすべく本国に移住。自宅にホームスタジオを設け、ロンドン〜メルボルン間をリモートレコーディングで繋いで音楽制作を続ける。

浮き沈みの激しいイギリス音楽シーンで数々の栄光と低迷を経験しながらも、守りに入らず攻めの姿勢でヒップ(=流行に敏感で最先端)な音楽とショーの制作に身を捧げている。

 

 

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