挑戦する人は誰もが美しい。
日常という名の海に溺れることなく、ひと搔きひと搔き、目標を見据えながら泳いでゆく。
その光り輝くチャレンジスピリットは、周りの者をも感化して勇気づける。
今朝未明に開幕したパリ五輪のアスリートたちのように。
チャレンジャーなら、我が美美の環スタジオにも。
音楽コンテストに、音楽コンクール、音楽以外のジャンルにおいても、各自それぞれ自分自身に挑んでいる。
2024年の目標
今年1月1日、入会2年目のまどかさんから、思いがけないメッセージが届いた
今年はピアノコンクールに挑戦します! ご指導よろしくお願いします🙇♀️
いいね、新年明けて一番このチャレンジ精神!
心の底からピアノを愛しているまどかさん、20年ものブランクを経てピアノを再開すべく美美の環スタジオに入会してきた。
昨年末のピアノ発表会では見事な腕前を披露してくれて、当人曰く、あまりに嬉しくて幸せで、もう発表会本番は済んだのに帰宅後も無我夢中でピアノを弾いたのだという。
そうして次なる目標=ピアノコンクール出場を決意したのだろう。
真夏のピアノコンクール予選
以来この夏のピアノコンクール広島予選を目指し、まどかさんと二人三脚でレッスンしてきた。
自発的な彼女らしく、下見がてら、予選会場ホールで開催されたリサイタルに2度も足を運んだという。
先日、コンクール主催団体から指導者の僕に宛て、予選の招待状とプログラムが届いた。
その中で、まどかさんはこんな風に想いを寄せている。
ショパンの作品の中で、なぜか昔からマズルカがたまらなく好きでした。20年のブランクを経てまたピアノを弾き始めましたが、改めてマズルカが好きだなと思いました。民族的な雰囲気、渦巻く感情、物悲しくも芯に宿る強さ、きっとそのようなものに惹かれるのでしょう。ブランクはあるけれど、10代の頃とは違う、今の自分にしかできない演奏をしたいと思います。
終わらないチャレンジ
彼女のチャレンジは終わらない。
年末に開催される別のピアノコンクールにエントリーを済ませ、今回より難関な曲に挑んでいる最中だ。
予選は隣の岡山県まで行かなくてはならないが「仕事で出張がてら予選会場を下見してきました」と言うではないか!
さらに驚かされたのが、次の発表会用の曲まで選曲してきて、先月からレッスンに入っているのだ!
まだ発表会の開催告知すらしていなかった僕は、彼女の熱意に後押しされ、さっそくホール会場の確保に走ったのだった^^
スーパーウーマンの夏
万事こんな調子だから、まどかさんが取り組んでいる曲数ときたら、普通のピアノ門下生の4倍にもなる。
90分間のレッスンがアッという間だ。
自発的な生徒は、自身を成長させるだけでなく、指導者までもを成長させてしまうパワーを持つ。
まして彼女はお医者さんでありながら、家事・育児を両立するスーパーウーマン。
こんな愛弟子に恵まれたことを誇りに思う。
万事を尽くして、この夏の健闘を祈ろう。
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