美美の環スタジオのオーナー兼代表の座に就いて10ヶ月目。
先代の築き上げたものを踏襲しつつ打破しながら、いかに面白いスタジオにしていくか。
そこを目指してます。
初のハロウィンコンサートまで残り10日を切りました。
音楽制作、舞台演出、プログラム作成など、急ピッチで進めてます。
そんな中、新生・美美の環スタジオを決定づける契約交渉がまとまりました。
ロシア、ソチ出身の女流フォトグラファー、ミッシュ・ヴァンピロを撮影スタッフとして迎えることになったのです！
クールな情熱
このスーパークールな彼女こそ、ミッシュ・ヴァンピロ。
まさしく彼女自身の鋭い感性を物語るセルフポートレート。
この立ち振る舞い！そして存在感！
まぎれもないアーティストの風格！
彼女のウェブサイトに掲載された数々の野心的な作品を見るにつけ、とてつもないパワーと迫力に圧倒されてしまいます。
ずっと探し求めてきました。
音楽に限らず、アーティスティックなクリエイターを。
存在感を放つ作品を生み出す人を。
特にフォトグラファー。
単にお仕事で記念写真を撮る「カメラマン」ではなく、被写体を作品として撮る「真のフォトグラファー」を。
ついにミッシュのような若き情熱を宿した才人を美美の環スタジオに迎えられたことは、たとえようもない喜びです。
何を「切り撮る」のか？
僕自身、カメラで撮影することが大好きです。
技術的なことはほぼわかってなくて我流なんだけどね。
感情や五感を刺激される光景に出会うと、必ずそこにカメラを向けてる。
無生物を撮ることが多いのだけど、何を撮るにしても大事にしてることが２つ。
まずは被写体の美しさを撮る。
ま、これは当然のこと。
もうひとつは「生命感」を写しとること。
感情のようなものであったり、呼吸してる感じだったり。
写真を撮ることと楽曲を制作することは、相通ずるものがある。
常にこだわってるポイントが構図。
構図ひとつで写真が呼吸し、体温を持ち、血が通い始めるから。
作詞も同様で、構図こそが作品の生命感を生み出すんです。
構図が決まらない限り、シャッターを押さないし、曲作りもしない。
あと色彩感。
色そのものというより、被写体に宿る光と影を写すといったほうがいいのかもしれない。
音楽でいうとサウンドの質感や重なりが光と影を生み出す。
それで僕の場合、楽曲制作同様、写真も技術ではなくセンスで撮る！
前回記事で撮ったお花とおはぎは、おばあちゃんへの個人的な気持ちを投影したかった。
前々回記事の羊雲は、自分のエゴを手放して天に委ねる意志を空へと託してる。
目に映る物を写すことは、誰にだってできる。
でも僕がファインダーをのぞいたり曲作りする理由はただひとつ。
目に映らないものを切り撮りたいから。
そう、被写体とは自分自身の内面を投影させるキャンバスなんだ。
ミッシュの写真作品に惹かれたのも、そこなんです。
被写体の内なる意志を克明に浮かび上がらせるのみならず、そこに彼女自身の強い意志とパワーが重なっている。
時にみなぎる生命感を。
時に秘めたるパワーを。
クリエイター同士を結びつけるもの
この10日間、彼女とメールで直接交渉を進めてきました。
撮影契約が成立した昨夜遅く、僕は彼女に伝えました。
あなたの才能をもっとたくさんの人に知ってほしい。
是非あなたの才能を僕のブログでも紹介させてもらえないだろうか、と。
すると彼女は快諾して、英語でのやりとりから一転、こんなメッセージを届けてくれました。
Спасибо!
С Уважением
あえて母国語で書くからには、心の底からの特別なメッセージに違いない。
そう感じて翻訳してみたところ、
ありがとう！
敬意と共に
グッときました。
シンプルであるがゆえに深くて。
そう「敬意」こそがクリエイター同士を結びつける絆なんですね。
お互いリスペクトしながら、国境も性別もジャンルも超えて創造的な波動を送り合う。
世界は広い。
敬意と創造性をもった人たちと、一人また一人、出会っていきたい。
世界に２つとないものを生み出せる真のクリエイターたちと。
その出会いこそ、新生・美美の環スタジオの原点となるのだろう。
その瞬間その瞬間を磨き合い、輝やかし合い、互いのすべてをフィードバックして世界へと捧げるために。
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「まだ愛することだけしか知らなかった日々へ帰ろう」
オリジナルバラード作品です。
スペアミントに抱かれて ヒデキマツバラ SPEARMINT by Hideki Matsubara
ヒデキマツバラと行く
クルージングツアー2019 〜松山･道後編〜
【旅程】2019-10-20（日）
06:45 広島港発〜新クルーズ船Sea Paseo
09:25 松山観光港着〜貸切バス
10:00 松山城〜ロープウェイ〜伊予鉄
12:00 道後館にて豪華会席料理
13:30 道後ハイカラ通り散策〜貸切バス
16:50 松山観光港発〜フェリー
19:30 広島港着
【料金】14800円（税込）
*料金に含まれるもの…豪華会席料理／往復乗船料／貸切バス代／ロープウェイ運賃／伊予鉄運賃／松山城入館料
【備考】添乗員が同行します
【申込締切】10/15（火）
【お申し込み・お問い合わせ】info@miminowa.com までご連絡ください
Music House 美美の環 presents
HAPPY HALLOWEEN CONCERT
【Date】2019-10-13（日）14:00 Start
【Place】カワイ広島コンサートサロン パーチェホール（広島市中区紙屋町2-2-6）
【Performance】ヒデキマツバラ、HAPPY SUNDAYS、Honey & Darlin、The Dressers、Eseniya
【Admission】¥2550
【Ticket】info@miminowa.com までご氏名、ご連絡先、チケット枚数をお知らせください）
