小室圭さん3年ぶりの帰国で、歴史的スーパースターの初来日かと見紛(みまが)うような過熱報道ぶりですね^^;
今日のエッセイブログは、皇室と全然関係ない話題ですので、あしからず<(_ _)>
スーパーマーケットの美智子さま
なんでここで働いているのだろう!?
某大手スーパーマーケットのレジに立つ初老の女性店員さんを見て、僕は目を見張りました。
何という気品!
何という威厳!
その優美な顔立ちときたら、まるで皇族のよう。
そのたおやかな雰囲気は、まるで春の陽光。
美智子さまだ!と感じました。
ちょっと想像してください。
上皇后陛下美智子さまが、俗世に出て、商品バーコードをレジに通しているお姿を。
そんな衝撃を感じて以来、そのレジ店員さんを見かけるたび、僕は心密かに「美智子さま」とお呼びするようになったのでした^^
美智子さま大奮闘
由緒あるお屋敷暮らしの初老マダム。
総レースの重厚な黒いロングドレスを身にまとい、迎賓館で紅茶をすすっている奥さま。
あるいは雅な和服をお召しになり、奥座敷で和歌を詠んでいるご婦人。
そんな地位にふさわしいオーラを放っているレジ店員の美智子さま。
パートタイムを始めたばかりの美智子さまは、大奮闘していました。
その物腰や表情から、世間擦(ず)れしてないことがありありと伝わってきます。
慣れない動作に冷や汗をかきつつ、太陽のように愛想を振りまく美智子さま。
こちらを気遣うあまり、言う必要のないちょっとした謝罪まで口にする美智子さま。
まさしく初心者若葉マーク貼りたて。
あぁ、なんと、おいたわしや。
どのお客にも、そうやって甲斐甲斐しく対応しているのでしょう。
そう思うにつけ、おばあちゃん子の僕はキュンときまして。
お年を召した人が慣れないことをして他人にヘコヘコしている様は、見ていて胸痛むものです。
そこまでしてパートをしなきゃいけない事情でもあるのでしょうか。
美智子さまの入っているシフトは、夕方から夜まで。
もしかしたら旦那に先立たれ、パートを掛け持ちしてたりするのかな。
想像がどんどん膨らんでゆくのでした。
美智子さまの通勤姿
そんな美智子さまの通勤姿を、僕は度々目にしました。
どうやら僕の家の前を通って、徒歩通勤しているようです。
日暮れも近い頃、スーパーのパートに向かう美智子さま。
そのお顔は輝いていました。
こんな満面の笑みをたたえて歩く人、見たことありません。
美智子さまは、目に映る全てのものを愛でていました。
青く輝く緑、川から吹いてくるそよ風、そして薄暮の空。
まるでそれらを初めて目にする少女のように、喜びと驚きではち切れそうな表情をして通勤していかれます。
生き生きとしたポジティブオーラを放つ美智子さま。
感情を押し殺したポーカーフェイスだらけの都市生活の中で、そんな顔して歩くにはなかなか勇気がいります。
その美智子さまの豊かな表情を目にした僕まで、喜びと癒しが波紋のように押し寄せてきます。
本物の幸福とは、こういうことなのでしょうね。
美智子さまから発せられた意外な質問
リキュールを購入した日のことでした。
美智子さまのレジを済ませて、僕が買い物袋に商品を詰め始めた時です。
レジ台から飛び出した美智子さまが、慌てて僕に駆け寄りました。
「お客様、あの、申し訳ないんですけど、運転免許証はお持ちでいらっしゃいましょうか?」
「いえ、今、手元に持ってないんですけど」
僕は質問の意図がわからず、ポカンとして美智子さまを見つめ返しました。
すると美智子さまは、こうおっしゃるではありませんか。
「お客様は成人されていらっしゃいますでしょうか?」
なんと!!!
では、僕が未成年に見えるのですか!!!?
驚くやら嬉しいやら(笑)
でも美智子さま、いくら世間知らずでも、見る目なさすぎます(笑)
美智子さまとの最新エピソード
最後に、美智子さまとの最新エピソードをひとつ。
くまモンのトマト記事を書いて以来、熊本県産トマトを箱買いするようになった僕^^
先日もひと箱買い物かごに入れて、美智子さまのレジに行ったところ、
「まぁ、このトマト! とても良いお色ですね。美味しそうですこと!」
満面の笑みで、感嘆の声を上げられた美智子さま^^
本当に純粋な人なんだなぁ。
きっとあなたの街のどこかにも、この美智子さまみたいな人がいるはず。
通りすがりのあなたに、幸せをおすそ分けしてくれる人が。
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