旅立つように、今日という日を生きよう。
もう昨日をなぞるのはやめにして。
僕らがこの青い惑星に存在している理由。
安定した生活と、老後の保障を得るため?
物事が思い通りになるほど快感なことはない。
自分のエゴにとっては。
でも、世界はそうたやすく思い通りになってくれない。
人生を意のままにしようと試みるほど、自分が疲れてしまうばかり。
そのうち、苛立ちと不安が暴走していく。
孤立し、疑念が膨らむまで、時間はかからない。
「世界中が寄ってたかって、自分を罠にはめようとしてる!?」
世の中を敵視させる深い闇。
そこへ不意に、夜明けが訪れる。
太陽と地球が、あざやかな共演しながら。
射してきた光。
限りないほど豊かな色にあふれた大地。
目覚めの歌をさえずりかける鳥たち。
花々とハーブの芳香を運んでくるそよ風。
何もかも、あなたを誘(いざな)っている。
今日という、下ろしたての1日に。
夜明けを迎えるたび、あなたに新しいスーツケースが用意されている。
真新しい景色との出会い。
真新しい体験への冒険。
今日という日を旅しよう。
大それた旅でなくていい。
ほんの少し、冒険しよう。
あなたの子供心を水先案内人にして。
今日という日を旅しよう。
地図は持たずに。
この旅路を謳歌しよう。
まわり道の先に、あなたを待っているものがいる。
今日という日を旅しよう。
音楽を奏でるように。
大空に向かって、微笑みかけてごらん。
胸いっぱいに歌を口ずさんでいた、幼年期のあなたを真似て。
今日という日を旅しよう。
あなたは「旅人」になるために、この青い惑星に生まれてきたのだから。
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