ここ平和大通りは、今年も華やかに彩られています。
人々の目やスマホは、樹木という樹木に施されたイルミネーションに吸い寄せられます。
でも、ちょっと待って。
もっとユニークなもの、発見!
針葉樹の兄弟
てっぺんの折れ曲がった針葉樹が2本。
北風に煽られているうちに、こうなったのでしょう。
2本とも揃って同じポーズなのがユーモラス。
まるで仲良し兄弟が真似っこしてるみたい^^
クリスマス童話に秘められたメッセージ
そのフォルムで思い出したのが、クリスマス絵本「おおきいツリー ちいさいツリー」
アメリカ本国では60年ものロングセラーを誇る童話です。
お屋敷に飾るもみの木を運び込んだら、天井につっかえてしまいました。
そこで執事さんが先端を切り落として、小間使いさんにあげます。
喜んだ小間使いさんですが、自室にはサイズが大きく、つっかえた先端を切り捨てます。
するとそれを動物が拾い、やはり天井につっかえた先端を切り捨て、それを小動物が拾って。
巻き返し同じドラマが繰り返され、みんな満足したというお話。
童心をくすぐられる愉快なお話ですね。
でも大人目線で読んでみると、2つの示唆に富んでいるように感じられます。
ものを手放すことが世の役に立つ
1つ目は「物を得ることよりも、手放すことで世の役に立てること」
この童話が出版された1963年(昭和38年)は、物質至上主義の消費型社会が訪れようとしていた頃。
日本でも初のオリンピックを控え、高度経済成長が始まった時期と重なります。
その当時、すでにこの童話は予言していたのでしょう。
好き放題に消費しまくる高度経済社会が破綻した後の、来たるべきリサイクル社会(今風に言えば「持続可能なSDGs社会」)の到来を。
価値のないものが誰かの役に立つ
2つ目は「不要で捨ててしまうものでも、誰かの役に立つこと」
それは高齢者や病人で溢れかえる現代社会へのメッセージのようにも思えます。
つまり社会や他者のために貢献できない高齢者や寝たきりの病人であっても、その尊厳や存在価値は損なわれることなく、呼吸してそこに存在しているだけで意義深いこと。
なぜならそうした人々がいるからこそ、ボクらは助け合いの精神や労(いたわ)りの情を呼び覚まされ、行動力を発揮できるからです。
この世に無駄なものはないのですね。
意味のない人も、価値のない人もいません。
もしいるとすれば、そう思い込んでいる人だけ。
孤立した魂をつなぐ日
そういえばクリスマスってもともと弱者のために施しを与えることが目的でしたね。
他者を思いやり、寒さで孤立している心を温めてあげる日。
北風の折り曲げた2本の針葉樹は、そんなことをボクに思い出させてくれるようで。
心奪われる電飾から目を離して、ちょっと見回してみませんか?
あなたにも先の曲がった針葉樹みたいに、大事な何かを思い出させてくれる発見があるかもしれません。
さぁ、初冬の心地よい冷気を胸いっぱい吸い込んで。
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【Date】2023-12-10(日) 13:30 - 15:30
【Place】美美の環スタジオ
【Food/Drink】クリスマスオードブル、スイーツ、特製カクテル&モクテル
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