陽射しとそよ風の5月。
大好きな5月。
今日はヒデくん特製スムージーのレシピをご紹介しましょう。
お手軽に果物と野菜を摂ることができて、なおかつ若返る!という魔法のスムージーです。
材料(一人分)
・凍らせたイチゴ・・・2〜3個
・リンゴ・・・4分の1個分
・小松菜(ほうれん草でもOK)・・・2〜3枚
・ニンジン・・・スライスしたもの
・レモン果汁・・・8分の1個分
・はちみつ・・・むにゅむにゅ〜っと適量で^^(大さじ1〜2くらいかな)
・ローズマリーの葉・・・7〜8センチ程度ひと枝分
・水・・・150ml(ロンググラス半分の量)
レシピ
・小松菜(またはほうれん草)は水で洗って、ざく切りに。
・リンゴは4分の1にカットして、ざく切りに。
・ニンジンはスライサーを使ってカット。10往復分でOK。
・レモンは8分の1にカットして絞る。
・ローズマリーは枝から葉を取って。
・以上のものと、冷凍イチゴ、はちみつ、水をミキサーに投入すれば完成。
ポイント
レモン+はちみつで見た目まで若返る!
「どうしてそんなにお肌キレイなの!?」
美容に敏感な女子の方々から、たびたび訊かれる質問。
僕に限らずマツバラ家の面々は、実年齢よりはるかに若く見られます。
それはレモンとハチミツのコンビネーションのおかげ。
それぞれに抗酸化力を持った両者が合体することで、すごく効き目があるのです。
母がはちみつレモンを作ってくれるようになったのは、僕が8才で患った花粉症対策がきっかけでした。
以来、家族みんな、朝一番に母の作るはちみつレモンを飲んできました。
実家から離れて一人暮らしの大学時代も、毎朝はちみつレモンを欠かしたことはありません。
近年では、はちみつレモンに果物や野菜をミックスしたスムージーを、母が毎朝作ってくれていたものです。
スムージーにすることではちみつレモンを摂りつつ、毎朝いろんな具材を使った多種多様なフレーバーが楽しめますね。
リンゴは赤くて蜜たっぷりのものをチョイス!
意外なことに、出来上がったスムージーを飲むと、分量の割にリンゴの味は脇役に回っていることに気づきます。
でも、侮るなかれ!
味の決め手となるものこそ、リンゴなのです。
マンション住人の方からおすそ分けで、実家の青森から送ってきたというリンゴをいただきました。
もう包丁を入れる時からして、しなやかさが違います。
これをスムージーにしたところ、う、う、うまい!!!
選ぶリンゴによって、仕上がりの味が全然違ってきます。
街中のスーパーでこれほどのリンゴに巡り会える幸運はなかなかありませんが、真っ赤に熟れたリンゴをチョイスしてくださいね。
イチゴは凍らせた方が絶対おいしい!
なぜか格段にスムージーの甘みが増します。
逆に常温のイチゴを使うと、ぼやけた味になってしまいます。
不思議だなぁ、なぜだろう?
と思っていたら先日、Eテレ番組「グレーテルのかまど」でその話題が出てきました。
フルーツを冷凍すると、果実の組織が壊れて、果汁がじわっと出てくるのだとか。
なるほど、納得。
ただしミキサーに負担がかかるので、冷凍イチゴはあらかじめフラッシュ機能で砕いてくださいね。
レモンは切る前にゴロゴロ転がそう!
以前CSのフードチャンネルで、イギリス人料理家ジェイミー・オリバーがよくアドバイスしてました。
これもやはり果物の組織が壊れるから、果汁が出やすくなる、というわけです。
レモンを手のひらで押さえつけながらゴロゴロ前後に転がせば、見違えるくらい果汁たっぷり。
ゴロゴロ転がした分、あなたの体も潤いますよ^^
おいしい水を見つけよう!
おいしい水で作らないと、おいしいスムージーは作れません。
せめて浄水器の水で、できればミネラルウォーターで作りたいところ。
僕が愛飲しているのは、サントリーの「奥大山(おくだいせん)の天然水」
生まれも育ちも広島なので、中国山地のお水が合います。
柔らかい軟水で、甘やかな口当たりや喉越しが心地良い。
寝たきりだった母も、おいしいねと言ってよく口にしてくれました。
我が家のネコ達も、これで育ててます。
ハーブで別格の味わいを引き出すのがヒデくん流!
ハーブを使うと、味や香りが劇的にスタイリッシュになります。
ハーブがフルーツの味を引き立て、さらに野菜特有の苦味や臭みまで消してくれるんですね。
ハーブを混ぜることで、もう一つ嬉しいことが起きます。
それはスムージを口にする瞬間、舌で味を感じるよりほんの一瞬先に、ハーブの香りを鼻で感じること。
まるでハーブの精から挨拶されたみたいで、朝から爽快な気分になれます。
今日ご紹介したのはイチゴとローズマリーの組み合わせですが、その時々の果物によってスイートバジルやミント系など試して、お好みのコンビネーションを見つけてくださいね。
作りたてをいただこう!
時間の経ったスムージーは、連絡を絶った恋人同士のようなもの。
水分と食材が分離して、サヨナラしてしまいます。
ミキサーから注いだら、できたての旬をいただきましょう。
最後に
こうして普段から手作りしていると、舌の感覚が研ぎ澄まされ、味覚が豊かになっていきます。
と同時に、市販のジュースや清涼飲料に対して、ますます違和感を覚えるように^^;
人工甘味料と保存料を摂り続けていたら、体が老化するのも当たり前ですね。
若返りに必要なのは、高価な美容品でも、エステ通いでもありません。
若返り商法に投資しても、それに見合った配当が返ってくることはまずないのです。
毎朝「レモン」と「純粋なはちみつ」を「キレイなお水」と一緒に摂りましょう!
香り立つフレッシュな果実と野菜を、自分の体に与えてあげましょう。
体は正直ですから、生命力豊かなものを取り入れれば、細胞単位で若返っていきます。
あなたに健全な幸福感をもたらしてくれるものは二つ。
大地から生まれたものと、それを使って手作りすることです。
■今月のライブ動画■
母のピアノと共演したポール・モーリア作品です。