ヒデキマツバラの猫道Blog

愛猫家ミュージシャン、ヒデキマツバラのキャットウォークブログ

黒猫マック憧れのチロ兄ちゃん 〜想い出の黒猫マック(第4夜)〜 - Brotherhood -

 

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黒猫マックは いつだってチロ兄ちゃんのそばにいました

 

今年も2/22猫の日が近づいてきましたね。

 

我が家の愛猫チロ(17) と マック(6) について、度々ブログで取り上げてきましたが、昨年末いくつか公開しそびれていた記事がありました。

シリーズ連載「想い出の黒猫マック」続編として、それら未投稿記事をお届けしていきます。

 

 

憧れのチロ兄ちゃん

黒猫マックにとって、チロはお兄ちゃんのような存在です。

チロ兄ちゃんに憧れ、チロ兄ちゃんが大好きで、いつもそばにいました。

 

チロ兄ちゃんは、まだ子猫だったマックの一番の遊び相手でした。

2匹でくんずほぐれつ、じゃれ合いながらお相撲さんごっこをしていたものです。

 

当初はチロ兄ちゃんが圧倒的に強かったのだけど、次第に形勢が逆転。

体の大きく成長した青年期のマックが、老年期にさしかかったチロに勝つようになりました。

 

印象に残るエピソードといえば、機転を利かせたマックのおかげで、チロ兄ちゃんのピンチを救ったこと。

マックの大活躍ぶりは、こちらの記事で紹介した通りです。

 

 

チロ兄ちゃんに対するマックの献身ぶりは、時として涙ぐましいほど。

この2年ほど、病気がちで年老いたチロは、毛づくろいをしなくなりました。

すると、マックが代わりにしてあげているではありませんか!

なんという思いやり深い子でしょう。

 

黒猫マック、緊急入院する

11月末、そんなマックを突如として襲ったのが、心臓の循環不全でした。

心臓の弁が正常に機能せず、血液が逆流していることが判明したのです。

 

うずくまったまま、自力で呼吸できなくなったマック。

即刻、緊急入院することになり、酸素室に入れられました。

 

ネコは、環境の変化が苦手な動物です。

ただでさえ怖がり屋マックのこと。

体の苦しみはもちろんだけど、住み慣れた我が家を離れての入院生活、そのストレスは如何ばかりだったでしょう。

 

ところがマックを襲った悲劇は、それだけにとどまりませんでした。

 

黒猫マックの哀しみ

数日後、マックは一命を取り留め、退院しました。

久しぶりに帰宅したマックは、おぼつかない足取りで寝床につきます。

 

少し落ち着いたところで、マックは気づきました。

寝床には、闘病中のミニ姉ちゃんしかいません。

チロ兄ちゃんは、一体どこへいったのでしょう?

 

マックは立ち上がり、僕の部屋に入ってきました。

そこでマックが目にしたものは、箱の中に安置されているチロ兄ちゃんの姿でした。

 

チロ兄ちゃんは息をせず、体は冷たくなっていました。

マックが入院している間に、チロ兄ちゃんは天国へ旅立ってしまったのです。

 

 

マックが我が家にやってきて6年間、ずっと一緒だったチロ兄ちゃん。

入院中のマックは、その臨終に立ち会えませんでした。

マックの哀しみは、察するにあまりあります。

 

マックは、チロ兄ちゃんのそばに近寄りました。

最後のお別れをしたのでしょう。

 

以来、いつもお気楽で楽天家のマックも、すっかりしょげかえってしまい。。。

寝床から起き上がってきません。

 

体もしんどいのでしょう。

そしてチロ兄ちゃんがいなくて寂しいのでしょう。

 

治りようのない病気を抱えて、予断を許さない状況にあるマック。

その姿を見ていると、不安を掻き立てられて仕方ありません。

もしかすると、チロ兄ちゃんの後を追っていく日が近いのでしょうか。

(続く)

 

 

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