ヒデキマツバラの猫道Blog

サウンドクリエイターの日常に潜む笑い、癒し、気づき、そして魔法をつづったドラネコ風エッセイ

落書きと流星雨

こちらでは遅ればせながら新年のご挨拶を申し上げます。

本年もドラネコならではの視点で、地球という未知の惑星で発見した興味深い出来事を、銀河系の皆さまにお届けして参りたいと存じます。

どうぞご贔屓に。

 

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さて、まずはこれをご覧いただきたい。

 

音楽にご縁のない方々にとっては、

単なる落書きであろう。

 

音楽にご縁のある方々にとっては、

……やはり単なる落書きであろう(笑)

 

ところが、僕には落書き以上の意味を成す。

 

この落書きと思われる2ページには、3つの楽曲の卵と、

卵にさえなっていない5つの小品の断片が眠っている。

 

そう、これはあなただけにお見せする

僕の作曲ノートの中身。

 

旋律が訪れる。

ノートに飛びつく。

輪郭をとらえる。

鉛筆を走らせる。

 

のちのち見返すことを前提に、これでも丁寧に書き留めている。

いるのではあるが、いかんせん、アイディアは流星雨のごとく。

次から次へと流れては消えていく。

だから、これが限界。

 

「……なに、これ!?」

いざ曲作りに取り掛かろうと、後日改めて譜面をめくって愕然。

 

これをメモした時、自分は何を意図していたのだろう?

それを読み取ろうと、矢印をたどっては音符を判別して、の繰り返し。

 

キミねぇ、作曲家から考古学者にでも転職したの?

自問自答しながら、笑いがこみ上げてくる解読作業。

 

 

落書き帳。

それはものを書く人、音を紡ぐ人、デザインする人、

何かをクリエイトする人たちが必ずもっているもの。

 

どこに行くにも、落書き帳だけは肌身離さず持ち歩く。

たとえスマホを家に置き忘れることはしばしばでも。

 

小さな星ひとつでも流れたら書き留める。

それは自分しか見えない、ほんの小さな宇宙の落し物。

 

流星雨に遭遇したら、ひとつも逃すまいと書きなぐる。

文字、イメージ、音符、コードネームetc

三次元世界の地球で表現しうる限り、目に見える形で。

  

この流れ星たちがどんな作品に仕上がるのか。

僕は知らない。

この流れ星たちがどんなリスナーとの出会いをもたらしてくれるか。

僕は知らない。

 

僕にできることはただ、

流れる星屑をスケッチすること。

それを地球に聴こえるよう翻訳すること。 

 

こうして今夜も流れ星の出現を待つ僕であった。

 

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