ヒデキマツバラの猫道Blog

ドラネコ目線でサウンドクリエイターの日常に潜む笑い、癒し、気づき、魔法をつづったキャットウォーク・エッセイ

イオン爆破未遂事件に遭遇したことより、もっと恐ろしかったこと

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(画像出典/PCHDWallpaper.com)

 

仕事中にイオン店内でとんでもない爆弾騒ぎに巻き込まれた先週末。

とても恐ろしくおぞましい思いをしました。

でも、それ以上におぞましい事実が待ち受けているとは思ってもみませんでした。

 

今日は6000字近くに及ぶ大作、ドラネコ流の社会風刺エッセイをお届けします。

 

 

TBSからの打診

あの日、イオン店内から外へ脱出した僕は、ツイッターを開きました。

自分の身の上に起きたこと、そして目の前の状況を、リアルタイムに画像や動画を交えながらアップしていきました。

 

翌日曜日の夜、TBSテレビから連絡が入りました。

6月3日(月)朝の情報番組「朝チャン!」で、僕が撮影した動画を使用したいとの打診でした。

もちろんOKしました。

 

それだけで済ませるつもりでした。

でも僕には今回の事件でどうしても腑に落ちないことがありました。

 

そこで前回のブログをアップし終えた深夜すぎ、TBS側にコンタクトをとりました。

「爆弾騒ぎのあった建物にいた当事者として、現場で見聞きした一連の状況について、自分のブログにまとめました。ご参考にしていただけましたら幸いです」

 

hidekimatsubara.hatenablog.com

 

すると先方はさっそく目を通してくれたのでしょう。

それまでの慇懃丁寧なソツないやりとりが一変。

「参考にさせて頂きます!」と勢いのあるお返事が来ました。

 

TBSの本音が「!」の中に読み取れました。

「有益な情報提供を本当にどうもありがとう!」という意味だと僕は解釈しました。

 

狼少年の遠吠え

腑に落ちなかったこと。

それは今回の事件が、テレビでも新聞でも一切報じられていないことでした。

だから僕の周りでは(ブログやツイッターのフォロワーは別として)誰一人この爆弾騒ぎのことを知りません。

 

人に話しても「へぇ、そんなことがあったんですかぁ」どまり。

まるで「イオンもなかなかスリリングな余興を企画したもんですねぇ」とでも言わんばかり。

命を狙われたというのに、事態の深刻さを理解してもらえません。

 

それどころか

「そんなこと、新聞には載ってませんでしたが」

「ニュース見たけど、やってなかったよ」

なんて返されてしまうと、まるで自分が狼少年よばわりされた気分です。

 

TBSにとっても情報が少なすぎて、事態の推移が掴みづらかったのでしょう。

端切れのような目撃証言と、大雑把な概要くらいで。

だから僕の書いたブログは、一般人にとっては狼少年の遠吠えに聞こえても、TBSには真の声として届いたのかもしれません。

 

おぞましき情報統制の実態

それにしても、なぜ一般に事件が報道されなかったのでしょう?

それは「イオン」で起きた「爆破未遂事件」という二重ポイントゆえだと思います。

 

言い換えれば「報道機関にとって絶大なるスポンサーであり、日本の庶民経済の要である国内有数の大企業」で起きた「死傷者も爆発もなく、何事もなかったことにしてしまえる事件」というわけです。

 

もしこれが

「実際にイオン店内が爆破された事件」

あるいは

「爆破未遂だけど、繁華街や商店街など中小企業〜個人商店内で起きた事件」

だったら、どうでしょう?

 

緊急ニュース速報級の騒ぎで、ライブ中継さえあったでしょう。

取材ヘリコプターが現場上空を飛び交い、何時間も外に避難したままの客をクローズアップで映し出す、そんな光景もあり得たかもしれません。

 

トップニュース

イオン爆破未遂事件に遭遇したことより、もっと恐ろしかったこと。

それは報道機関による無関心とも思える対応です。

 

あの日、僕が避難・脱出した表玄関口では、TV局のカメラクルーを1社ほど見かけました。

事件後20〜30分ほどたった頃に来て、いろんな場所からビルを撮って回っていました。

 

爆破予告現場から逃れることのできた僕は、帰宅してさっそくテレビをつけました。

なにしろ事件現場はまだ膠着状態でしたから、もしかしたらその後、何か大きな動きがなかったとも限りません。

 

僕は放心状態でした。

事件現場で感じた恐怖感と非日常感に苛まれていました。

 

一方、テレビ画面には淡々と土曜夕方の番組が映し出されるばかり。

NHKローカルニュースの時間を待ちました。

 

「時刻は6時45分になりました。6月1日土曜日、広島からニュースをお伝えします」

きっとトップで来る。

 

「昨日、JR山陽本線を利用した20代男性が、おたふく風邪にかかっていたことが判明しました」

ふむ、そうきたか。

三者への伝染・蔓延の可能性が高いから、緊急性あるニュースとして優先しなければならないんだろう。

でも次こそ爆弾騒ぎのニュース。

 

「続いてのニュースは、出雲大社で開催されたイベントの話題です」

イベントの様子とともに、参加者たちの笑顔と満足気なコメントが続きます。

 

ア然。。。

ボー然。。。

命からがら事件現場から脱出した自分たちの恐怖よりも、休日のイベント記録が優先されるの?

 

その後もひたすらローカルイベントいくつかの取材日記が延々と続き、15分ニュースはあっけなく終わりました。

 

は?

なに、これ?

これが報道番組?

事件が発覚してから、もう2時間近く経とうというのに。

ローカル局ってこんなにやる気がないの!?

 

NHKよ、お前もか!?」

しかし、テレビ局スタッフのやる気とは関係ないことが、次第に飲み込めてきました。

ニュース専門のCSチャンネルをつけても、一切報じられていないのです。

 

映像がまだテレビ局に届いてないのかも。

ネットならきっと。

 

ところがヤフーなどのネットニュースをくまなく調べてみるも、載っていません。

「爆弾 広島」でネット検索すれば、出てくるのは原爆のことばかり。

 

報道機関全社ともに沈黙を貫いてます。 

なぜ!?

なぜ!??

なぜなんだ〜ぁ!???

 

もしかして、これがいわゆる「大人の事情」?

権力による口封じってやつですか?

 

これほどあからさまな情報統制が取られると、素人目にも明らかですよね。

イオンをスポンサーにもつメディア媒体が、是が非でも報道を差し止めようとする圧力にさらされているだろうことは。

 

だからこそNHKが報じて然るべきだと思うのですが。

ちゃっかり利権がらみのお取引をされてたのですね。。。

 

数百人の魂

翌朝、気を取り直して、再度ネットをチェックしてみました。

すると、まとめサイトやマイナー系ニュースサイトがささやかに報じていました。

僕らが投稿したツイッター画像&動画をかき集めただけの体裁ではありましたが。

 

breaking-news.jp

僕の後ろ姿まで写ってたりね(笑) 

 

一方、メジャー なメディアは、相変わらず沈黙を貫いています。

この国、一体どうなってるの??

 

子供が転んで軽いけがをした程度の話題でも、各局の主要ニュースで大々的に報じられる。

まだ実際には起きていない「懸念」段階の海外ニュースが、日々飽きもせずに延々と論じられる。

なのに、数百人の日本人が恐怖に逃げまどった国内の爆弾騒ぎは、なぜか報道されない。

これじゃ天安門事件をなかったことにしている中国のことを、とやかく言えませんよね。

  

あまりにも報じられなさすぎるので、もしかして、おかしいのは自分の感覚なのか?と自嘲気味にもなりました。

単に自分の被害者意識が強いだけなんだろうか?

実は大したことでもない出来事に対して、自分一人が大騒ぎしてるにすぎないんだろうか?

 

でも「不特定多数の人々が出入りする商業施設」に「爆弾を仕掛けた」と「脅迫」があり「建物内にいた数百人」が「恐怖感を抱きながら命からがらビルから退避した」という事実。

この事件性、緊急性、速報性、いずれも矮小化できることではありませんよね?

 

フェイク大国

こんな腑に落ちないことが続くと、そもそもこれが今回に限った話なのか?

と、うがった考えが頭をもたげます。

 

ひょっとして日本有数の大企業がかかわる場で、我々一般人の想像以上に、全国各地で連日、事件が頻発しているのかもしれません。

そうした事件の大半は、死傷者も物的損害もなく未遂に終わってるが故に、大手スポンサー企業と報道機関が結託して握りつぶしているのでは?

 

いまや、学校で教えられてきた歴史は、どれもこれも嘘だらけだ、と明らかになりつつある時代。

この数千年間、我々が聞かされてきたのはフェイクニュースだけで、真相は闇の中。

 

影なる英雄

事件発生から19時間も経過した6月2日正午。 

大手報道機関の中で、初めて事件について報じたメディアが現れました。

 

それが地元のTBS系列のニュースサイト。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

事件の全容について報じられた、初めての記事です。

たまたまネット検索をしていて見つけました。

一応ヤフーに掲載されていますが、ヤフートップページから「国内ニュース」「地域ニュース」をさかのぼっていっても、このページには行き着けませんでした。

できるだけささやかな報道にとどめたいのでしょうね。

それでも大手メディアが初めて報じたことに意義がありました。

 

こうした布石があったため、その夜、TBSからコンタクトがあったのも納得でした。

早朝の番組のみで取り上げることにしたのは、イオンという大手スポンサーに配慮したギリギリの選択だったのでしょう。

でも真実を報道していこうとする心意気は感じ取れました。

 

真の英雄、真の立役者というものは、決して表舞台に出てきません

影の中で、片足ずつゆっくりと革命を起こします

 

メディアの中で、信頼に足るのはどこか?

今回の事件を通じて、僕はその答えを得られました。

 

繁栄とはどこからやってくるのか?

この度の爆弾事件で、イオン側も威力業務妨害の大いなる被害者であったことを無視するほど、僕は狭量ではありません。

土曜夕方3時間分の営業時間が、愉快犯の下らない狂言騒ぎによって著しい不利益を被ってしまったのですから、心からご同情申し上げます。

ただビジネスをされてる以上、それなりの危機管理対策をされ、それなりの保険にも加入されてるでしょうからね、プラスマイナスゼロということでしょうか。

 

とにかく隠蔽体質っていうのだけは、どうもいけません!

イオンに対する僕ら消費者の信頼低下につながってしまいます。

 

今の時代は、情報をオープンにすることで、信頼という見返りが返ってきます

信頼こそが豊かさの基礎

信頼なくして、売り上げ目標なんて立つはずがありません。

 

ピンチこそチャンス

「恐怖を味わったお客様がたに共感共鳴し、同じ被害者としての立場で想いを共有する」ことを表明する。

その上で「大切な顧客が安心してお買い物できる場を提供することに最優先で取り組み、最善を尽くす」旨の声明を発表する。

そうすれば、かえって信頼度が増して新規顧客が増えると思うんですけどね。

それでなくても、この近辺には競合他社がひしめきあってるのですから。

 

お金とは、豊かさのパワーが実体化したもの

では豊かさや繁栄はどこから来るのか?

それは信頼感をおいてほかにあり得ません。

信頼感を損なうことは、この世で最も貧しいことなのですから。

 

真実の砂粒

公共放送であるはずのNHKも含め、 イオンと取引関係にある全メディアが今回のことをなかったことにしたのはよく理解できました。

イオンの風評被害、イオンの株価下落、イオンの、、、いえ、別にイオンに対して個人的な悪感情はもっていませんので(笑)「大企業の」としましょうか。

こうした大企業の経営を脅かす厄介ごとを未然に防止するためには、たかが数百人の一般人が味わった恐怖感やトラウマなど、消去ボタンでポンと消してしまえるんですね。

なんと恐ろしいことでしょう。

 

結局のところ僕ら庶民は、箱庭の中で飼いならされているドラネコにすぎません

何も知らないまま、無邪気に遊ばされてるだけ。

映写されたホログラムを真実だと思い込み、そこに映っていないものは存在しないと考える

 

ドラネコだって真実を知れば、飼い主に噛みつかないとも限りませんからね。

そのことを飼い主もよくご存知でいらっしゃる。

 

飼い猫に毒だらけの環境で毒混じりの餌を与え、経済活動を循環させるためなら飼い猫の恐怖感や不自由さにも目をつぶり、飼い猫が捕獲してきた僅かばかりの獲物をむしり取り利用し尽くす飼い主の皆さん、お世話さまです。

所詮ドラネコにできることといえば、こうして皮肉をつぶやく程度だとお考えでしょうか?

 

利権と圧力で不都合なことを押さえつける自由がそちらにあるなら、こちらにも自分の胸の内を表現する自由がありますね

 

僕は事件の発端と現場の状況を目撃し、それらを時系列でブログにまとめました。

そして今回、事件の背後に隠された思惑について述べて参りました。

 

それは利権を貪り食う巨大権力の前では、吹けば飛ぶように小さな砂粒かもしれません。

しかし、ジャーナリスト魂やノンフィクション作家魂を持つ人々、それに人生から何か気づきを得ようとする誠の心を持った人々にとっては、真実の砂粒となるでしょう。

 

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ミュージックハウス美美の環 presents
HAPPY SUNDAYS カクテルパーティー
SUMMER SOLSTICE

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【Date】2019-06-16(Sun)14:00 - 16:00

【Place】Miminowa Studio(広島市中区鶴見町2-24-401)

【Admission】¥2500(with Drink & Finger Foods)要予約

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【Contact / Reservation】info@miminowa.com

 

母のピアノと共演したポール・モーリア作品 


【ポール・モーリア】そよ風のメヌエット/ミュージックハウス美美の環/Paul Mauriat - Petite Mélodie