先日はカクテルパーティーSPELLBOUNDへのご来場ありがとうございました!
ご覧の通り、母の席も用意して、新曲「SPELLBOUND」を聞かせてあげました。
答えの出ない疑問
いざっていう時、自分はどうなるのか?
あなたも考えてみたこと、ありませんか?
最愛の人がこの世からいなくなったら、あなたはどうなってしまうのだろう?
こればかりは、その時が来ない限りわからないものです。
僕も折に触れて考えてきました。
いつか最愛の母を亡くす時が来たら、と。
そうなったら、最悪、まともな社会生活が送れないくらい廃人化するかも。。。
などと、若い頃は恐れおののいたものでしたが。
その時は唐突に訪れました。
そして、僕は答えを得たのです。
ついに発見したもの
母が亡くなって、まだひと月にもなりません。
なのに、僕は音楽を作り続け、イベントを企画し続けています。
こんな異常事態なのに、人に夢を見せたくて仕方ない自分がいる。
人から哀れまれ、同情されているとわかっていても、それでもなお快活に人を笑わそうとしている自分がいる。
そう、母と同じ道──人に喜びを提供すること──しか見えてないんです。
それが母の供養になり、僕の心の糧にもなっているとわかってる。
確かに、母を亡くしたことは、人生で埋め合わせのつかない大きな損失でした。
でも失って初めて、発見したものがあります。
どんな状況でも、芸術と創造に道を見出せる自分がいることに。
それは芸術的で創造的だった母のDNAが、自分の中で生き続けている証でもあります。
それを発見できたことが、僕は嬉しくて嬉しくてたまらないのです。
喜怒哀楽のパワー
喜怒哀楽。
日々、様々な感情に見舞われます。
こんな状況なので、時には翻弄されもします。
それが、かえって僕の創造性を刺激します。
どんなネガティブな感情であれ、僕を新しい音楽づくりの軌道へとのせてくれるのです。
何が起きても、クリエイトする方向にエネルギーが向かっていく。
それが喜びであり、
それが慰めであり、
それが救いです。
母と共作した「アイラブ平和大通り」ピアノを弾いてる母の上にもシャボン玉が舞い降りてます。