ヒーリングセラピスト・ヒデくんが四夜にわたってお届けしてきた連載シリーズ。
今夜は最終回です。
●第三夜
●第二夜
●第一夜
- 思いがけない安らぎ - Unexpected Peace of Mind -
- 寛容の精神 - Generosity in Overlooking -
- 神のごとき保護者 - Protector as God -
- 悪感情への対処 - Power of Creation -
- ひと握りの魔法 - Handful of Magic -
思いがけない安らぎ - Unexpected Peace of Mind -
人に期待することは、同時に自分を苦しめることにもなる。
その流れを第三夜の記事で述べてきました。
全ては、自分の心の声(=頭の中の思考)から始まったもの。
それが暴走していくと、心の声は思い込みへとすり替わります。
そうなると、もう人間関係の破綻へ向けてまっしぐら。
心の声って恐ろしいものです。
そんな心の声を解消するお手伝いをするのが、僕らのようなヒーリングセラピスト。
薬も使わなければ、施術も必要としません。
ただ問いかけることによって、物事の視点を変え、クライアントの思い込みを変容させていきます。
そのあとに待っているものは、思いがけない安らぎ。
自由とはこういう感覚だったのか、とあなたは驚くでしょう。
そして子供時代に帰るのです。
雲渡る青空の下、思いっきり駆け回った、あの頃のように。
好きなだけ笑ったり泣いたりできた、あの頃のように。
寛容の精神 - Generosity in Overlooking -
ヒーリングセラピストに頼らずとも、あなた自身で問いかけることができます。
そのプロセスは、第一夜の記事「つまはじき者を救え!」に書いたとおり。
ポイントは寛容の精神。
そこに行き着けば、心の声は成りを潜めます。
ストレスとは、主観が暴走した結果です。
相手と同じ土俵からは、早々に引き上げましょう。
寛容の精神を得るコツは、高い空から現状を俯瞰(ふかん)すること。
いくつか例をあげてみましょう。
宅配業者の態度が不愉快な場合 - For those who make you uncomfortable -
あなたは彼の親になりましょう!
すると怒りよりも、同情心が芽生えるはずです。
あぁ、きっとこの人は馬車馬のように会社からこき使われ、客にはクレームをつけられ、心身ともにいっぱいいっぱいなんだろうな。
つらいね。でも頑張ってるね。
無口で反抗的な子供の場合 - For those who irritate you -
あなたはその子の祖父母になりましょう!
するとイラつくどころか、哀れさをもよおすようになるはずです。
あぁ、きっとこの子は何か思ったことを自由に言おうとした時、大人から無視されたか嘲笑された経験があるんだね。
おぉ、よしよし、黙ったままでいたいのならそうしといで。
話したくなったら、いつでも聞いてあげるからね。
気の利かない部下を持つ羽目になった場合 - For those who make you dissapointed -
あなたはその人の保育士になりましょう!
相手を社会人だと思っていては、失望されられるばかりです。
生まれたての赤子として扱いましょう。
あぁ、きっとこの人は何をどうやっていいのか全然わかってないだけなんだね。
じゃあ、まずお箸を持ってみようか、パンツ一人で履けるかな? そんな調子で進めましょう。
入社したての頃のあなた自身を顧(かえりみ)るのも、大いなる助けになります。
それぞれの例をヒントに、ご自分の置かれた状況に当てはめてみてくださいね。
神のごとき保護者 - Protector as God -
いずれにせよ、あなたは相手を保護する役回りになれば良いのです。
神が人類の保護者であるように。
そうすれば、相手と対立しようがありません。
たとえ相手が目上や年上であっても、その人たちの親や保護者になってあげましょう。
最初は難しいかもしれませんが、あなたの中に埋もれてしまったユーモア精神を掘り起こす良い機会にもなるはず(!)
ユーモアさえ取り戻せたら、あなたはもう神の視点を得たも同然です。
ただし、保護する立場に立つとはいえ、くれぐれも相手を見下さないように。
相手も魂を持った人間ですから、尊厳が傷つけられたら容易に察知します。
ポイントは二つ。
・神様のごとく、視点は遥か頭上から
・なおかつ、目線は同じ高さで
相手の立場に立たなければ、些細な出来事でさえ、双眼鏡を覗き込んだように拡大されてしまいます。
そうなるとあなたの精神はバランスを崩し、いずれ体の病気として現れることになるでしょう。
ひとたび相手の立場に立つことができれば、双眼鏡を逆さから覗いたように、目の前の出来事は些細なものへと矮小化されます。
その時、あなたには思いがけない安らぎがもたらされます。
自分が我慢すればいいということではありません。
コツは、相手の限界(=弱さ)を認めてあげること。
自分にゆとりがない人に限って、相手の限界を超えたことや高い水準を求めてしまうものなのです。
悪感情への対処 - Power of Creation -
ちょうど1週間前の日曜日でした。
食事会に招かれず、モヤモヤしたまま入浴しようとして、服を脱いだ瞬間にひらめいたのです。
これ、ブログの題材にすればいいんじゃない?
40度のお湯にザブンと体を浸けると、文章がどんどん頭の中に浮かんできます。
それを組み立てながらシャンプーして体洗って。
いざお風呂から上がり 、iMacに飛びついて書き始めたのが、第一夜の記事「つまはじき者を救え!」
モヤモヤした感情はグングン消化されていき、エンターテイメント化されていきました。
記事の真ん中までは、入浴中に考えついたまま書きました。
その先、セルフでヒーリングセラピーを始めた下りからは、手が勝手にどんどん書きすすめてくれたのでした。
一体この記事の最後は、どんな形で締めくくられるのだろう?
自分で書きながら、先の展開が読めない物語を読んでるような面白い心地でした。
ひと握りの魔法 - Handful of Magic -
知ってますか?
手で書き下ろすことによって、おのずと結論や解決策が導き出されてくるんです。
今回のブログ記事も、指が勝手に動いて、自動的に書いてくれてます。
我ながら、次にどんな文章が出てくるか楽しみつつ。
立ち止まって頭を抱えているより、ペンを握って、あるいはPC/スマホ/タブレットに向かって書き始めましょう!
特にネガティブなことを頭で考えるのはNG。
すべてを文字にしてみましょう。
そうすれば、主観が暴走を緩め、客観が立ち現れます。
あなたは自由な鳥になって、地上から神の領域へ飛翔してゆけるでしょう。
さらにクリエイティブになりたいなら、とっておきの方法があります。
嫌な思いをしたら、それを題材にして歌や小説を書いてみましょう!
だって物語には必ず「悪役」が必要ですからね(笑)
あなたを苦しめている張本人を、徹底して写実的に書き尽くしましょう!
それが完成する頃には、悪役に感情移入して、現実世界でも必ず大きな変化があります。
あなた自身にも、あなたが敵視していた相手にも。
ヒデくんのヒーリングセラピー
あなたのお悩みやストレスを癒しへと導いていきます。
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